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健康効果を最大にするコーヒーの飲み方7選

コーヒーを健康的に楽しむための8つのポイント

コーヒーは世界中で愛飲されている人気飲料ですが、健康に良い飲み方には工夫が必要です。コーヒーには多くの健康効果が期待できますが、ポイントを押さえることでその効果をさらに高めることができるので、今回は「コーヒーの飲み方」について解説していきたいと思います。

午後2時以降はカフェインを控える

 コーヒーはカフェインが豊富に含まれています。カフェインは覚醒作用があり、眠気覚ましに役立ちます。

 しかし、カフェインのとりすぎは睡眠の質を低下させることがわかっています。睡眠不足は健康上のさまざまな問題に関連しているため、午後遅い時間にコーヒーを飲むのは控えましょう。どうしてもカフェインが必要な場合は、カフェインレスコーヒーを選ぶか、カフェイン含有量が少なめのものに切り替えるのがおすすめです。

 カフェインの影響を受けにくい体質の人もいますが、睡眠の質を向上させたい場合は、午後2~3時以降はコーヒーを控えるようにしてみてください。

砂糖を入れすぎない

 コーヒー自体には健康効果がありますが、砂糖を大量に加えてしまうと、せっかくのメリットがなくなってしまいます。

 砂糖のとりすぎは、肥満や糖尿病などの深刻な健康問題と関連しています。コーヒーの甘みをどうしても加えたい場合は、ステビアなどの天然甘味料を使うようにしましょう。

高品質の豆を選ぶ (できれば有機栽培)

 コーヒーの品質は、豆の栽培方法や加工方法によって大きく左右されます。コーヒー豆には、本来人間が摂取すべきでない合成殺虫剤やその他の化学物質が散布されていることがあります。

 ただ、食品中の微量な農薬の影響については、まだわかっていないことが多いので大きな心配は必要ないのかもしれませんが、できる限り摂取量は減らした方が良さそう。それでも、農薬が気になる場合は、有機栽培のコーヒー豆を選ぶようにしましょう。

飲みすぎない

 適量のコーヒー摂取は健康に良いですが、飲みすぎると逆に健康を害する恐れがあります。

 カフェインのとりすぎは、人によって感受性の差はあるものの、さまざまな副作用を引き起こす可能性があります。一般的にカナダ保健省は、1日あたりのカフェイン摂取量を体重1kgあたり2.5mg以下としています (体重60kgの人であれば、一日あたりのカフェイン摂取量の目安は150mg以下)。ただし、400mg~600mg (コーヒー4~6杯相当) のカフェインを摂取しても、副作用が現れない人も多くいます。コーヒーの適量については、個々の耐性を見ながら決めるようにしましょう。

シナモンを加える

 シナモンはコーヒーの味と相性が抜群なスパイスです。研究によるとシナモンには、糖尿病患者さんの血糖値、コレステロール値、中性脂肪を下げる効果があることがわかっています。コーヒーに風味付けしたい場合は、シナモンを少し加えてみることをおすすめします。

低脂肪・人工甘味料のクリームは避ける

 市販の低脂肪・人工甘味料のクリームは、高度に加工されており、健康に良くない成分が含まれている可能性があります。

 製品によって内容物が異なるため一概には言えませんが、できるだけ自然食品を選ぶ方が安心なのは間違いありません。クリーミングパウダーの代わりに、グラスフェッドミルクから作ったフルクリームミルクを加えてみてはいかがでしょうか。牛乳には、骨粗しょう症や骨折のリスクを下げるカルシウムなどが豊富に含まれています。

グラスフェッドミルクとは、牧草(グラス)を与えられて(フェッド)育った牛から生まれたミルクのことです。

ココアパウダーを加える

 ココアには抗酸化物質が豊富に含まれており、心臓病のリスク低下など、さまざまな健康効果が期待できます。

 コーヒーにココアパウダーを少し加えると、風味が増して一味違ったおいしさを楽しめます。カフェモカはチョコレート風味のカフェラテですが、市販のものは砂糖が多く含まれています。自宅で作れば、砂糖を加えずに楽しむことができるので、できるだけ市販のものは買わず、自分で作るようにしよう。

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