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不登校のはなしのその後〜僕のはなし5〜 あたまの中のもやもや

バイトを辞めた僕は 悩み考えて 祖父の眠る土地まで行くことにしました。 18切符を使い、ゆったり時間をかけて みたことのない景色や空気を吸い、 答えを見つけたい。 うじうじと悩んでいる自分を変えたいと思いました。 安いユースホテルを予約して 18きっぷと時刻表をを片手に電車に乗り込みました。 電車がゆっくり動き出しました。 二時間もすると緑の木々や川などの 美しい景色が車窓に流れてきました。 小さい頃から僕はいつも 周りのことを考えて疲れていました。 「これをしないといけない」と思うと ずっと頭の中に それが終わるまで残りました。 それが何個も何個も増えていくと 頭の中に 靄がかかったみたいに気持ち悪かった。 だから僕は夏休みの宿題は、7月には 文句を言いながらも終わらせました。 宿題が残っていると遊んでいる時に 急に思いだし、楽しくなくなり 休みを思いっきり楽しめない。 バイトをしている時もそう、 いろんな責任や やる事が僕の頭に残り 頭がスッキリせずに気持ち悪い。 友達もそう、友達と関係が深くなるのが苦手。 相手のことを考えてしまうと 「あれ、こんなこと言ったけど悪く捉えられないかな」 「誘われたら断るのは悪いから、行きたくないけど行かないと 相手が傷ついてしまう」 余計なことばかり考えて頭が疲れる。 大人は「友達をたくさん作った方がいい」と よく言うけれど、 僕の場合は知り合いは多くていいけど 友達はそんなにいらないと思う。 バイトを辞めてリセットすると 頭の中のモヤモヤがなくなり スッキリして  とても気持ちが良い。 自由だ!と幸せ気持ちになるが 長続きせず将来が不安になったしまう。

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