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僕の世界がぐーんと広がったのは・・・〜不登校だった僕の話〜

僕の世界がぐーんと広がったのは
中学を卒業してからだった。

それまで義務教育で
中学校が嫌でも関わっていた。
通っていなくても所属先があった。

嫌でも何か所属しているって
安心感があったんだ。

そんな感覚があるなんて
思ってもみなかった。

中学を卒業すれば
例え通信制高校でも辞めれば
簡単に所属先がなくなる。

それは怖かった。

社会から僕の存在を忘れられる恐怖。

でも、学校に行かない罪悪感は薄れる。
アルバイトをして働ける。

自分でお金を稼げば
親にお金を出してもらっている
後ろめたさなく習い事や
やりやたい事に挑戦できる。

親や周りからの価値観や影響力から
離れていける。

お金を稼ぐ事ができる事で
世界がぐーんと広がっていった。


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