音楽鑑賞を100倍楽しむ方法
普段、音楽をどんなふうに聞いていますか?
ぼーっと聞き流してみたり、失恋ソングを聴いて干渉に浸ってみたり、応援ソングに背中を押されたり。
音楽の楽しみ方って、無限大だと思います。
実は私には、昔から密かにやっている
超楽しい音楽の聴き方があって。
それを始めてから、
音楽を聴くのが100倍楽しくなりました。
とてもシンプルな方法なので、紹介させてください。
「好きな楽器の音を追う」
簡単に言うとこれだけです。
多くの音楽は、ギター、ドラム、ベース、ピアノなど、いろんな楽器の音が重ねられて、一つの楽曲になっています。その楽器の音を拾って追いかけるというのが、今回の楽しみ方です。
まずは、普段なんとなく聞いている楽曲に、じっくり耳を傾けてみてください。
初めのうちは、集中力が必要かもしれません。(慣れてくると勝手に耳がやってくれます。)
イントロはどの楽器から始まっているか?
どんなメロディを刻んでいるか?
声の向こう側に聞こえる伴奏を意識してみる。
その中から好きな音色を見つけて、どこでどんなふうに鳴っているかを追いかける。一見難しそうですが、この記事を読んでくれている人は音楽が好きな方だと思うので、案外すぐにできるんじゃないかな?ぜひ実践してみてほしいです。
細かい知識は必要ない
このとき、細かい楽器の名称やドレミを言い当てる必要は全くないです。小難しいことを考えて、音楽鑑賞を楽しめなくなるのは本末転倒。
「なんとなくこの音好きだなぁ」
くらいで大丈夫です。
聴いてるうちに、例えば
「この曲のギターソロが最高!」とか、
「ここのベースの音がかっこいい!」
「この低い音が、何かわからないけど好き」
みたいな、曲の中の好きな要素みたいなものが見つかっていきます。
もちろん知識があれば「このエレキのリフはディストーションがいい感じだよね(どや」とか、専門用語を使って言語化することはできますが、そういうのはプロの音楽評論家に任せておけばいいかなと思います。
自分が音を好きだと思うことに、
知識のハードルなんて必要ないんだから。
楽器の音を拾うメリット
この聞き方をするメリットを3つ紹介しますね。
1、とにかく楽しい
例えば通勤中や待ち時間等に音楽を聴くことがあるなら、「何となく音楽を聴きいてる時間」を、「音を拾って楽しむ時間」「曲の好きなところを見つける時間」として充実させることができます。
どうせ同じ通勤時間や待ち時間なら、一度取り入れてみて損はないかも?
2、曲への理解が深まる
改めて音を意識して聞いてみると、過去に何百回と聴いてきた曲でも、新しい発見があったりします。
なんとも思っていなかった曲の中に、めちゃくちゃ刺さるフレーズを見つけてしまったり、街中で聞き飽きていたはずの歌が、その日から大好きな一曲になったり。
3、弾き語りのヒントになる
ギターの音が拾えると、をれを自分の演奏にも活かすことができます。
この音はどうやって鳴らしてるんだろう?
ここのストロークはどうやったらできるんだろう?
と研究してみたり、
このテクニックかっこいいな!
って思った部分を真似してみたり。
私もアーティストのかっこいいと思った弾き方は、見よう見まねで真似したりしてます。
「かっこよく聞こえる裏技テクニック」
というのを後日公開したいと思っているので、
是非読んでくれると嬉しいです♪
個人的なお気に入りソング
ちなみに私の最近のお気に入りは
「春泥棒/ヨルシカ」です。
イントロのギターの音がかっこいい、
指が弦を滑るキュッて言う音も好き。
Bメロあたりから
ドラムがタンタン入ってきて、
「木陰に座る」「何か頬につく」
の後の間を飾る音もかっこいい。
そしてサビ前で大きく弾く…
みたいな感じです。
こういう音が鳴ってるなぁって頭で感じるだけでもいいし、もし機会があれば周りの人と言語化してたのしんでみるのもいいと思います!
そういうマニアックな聞き方に付き合ってくれる人がいればですが…
(余談:相方とのドライブ中に流れるBGMでこれをすると、「^^;」って顔されました)
まとめ
今回は、私が昔からやっている
音楽鑑賞を100倍楽しむ方法を紹介しました。
1.好きな音を拾って追いかける
イントロで鳴っている楽器の音、歌声の後ろの伴奏、曲の合間の1フレーズ など、耳を澄ませて追いかけてみる。
2.細かい専門知識や音楽理論は必要ない
難しく考えず、感覚で楽しむ。
3.曲への理解が深まったり、弾き語りのヒントになる
好きな曲が増えたり、参考になるフレーズを見つけることができる。
「音の集合体」を音楽として聴いているのに、いきなりそれを「音」として分解して聴くのは、難しいと感じる人もいるかもしれません。
毎回意識してやろうとすると、疲れちゃうと思います。
頭のスイッチをオフにしてなんとなく音楽を聴く時もあれば、こうやって音を拾いながら集中して聴く。
冒頭でお伝えしたように、
音楽の楽しみ方は無限大ですから、その1つとしてこの記事が参考になればいいなと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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