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気候変動による世界各地の被害

北極、南極でともに30℃上昇

2022年3月、北極と南極が熱波に襲われ、北極では平年より30℃以上、南極では30℃以上高くなった。例えば、平年の気温が-43℃の南極のある地点で、3月18日には-10℃を記録。地球温暖化による、異常な猛暑が続いている。

モロッコで約6か月雨なし 過去40年で最悪の干ばつ

モロッコでは、過去40年間で最悪の干ばつが発生している。6か月間降雨がないため、貯水量は例年のわずか11%まで低下。気候変動に対する適切な資源管理によって、飲み水の不足を引き起こさないようと警告を発している。

オーストラリア 記録的な洪水

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州で、2月下旬から洪水が発生。北部のウィルソンズ川では記録的な水位レベルに達し、約15,000人が避難した。オーストラリア気象局によると、サザンハイランズのミタゴンでは3月8日までの24時間で232mmと、(息が苦しくなるほど猛雨や、車は運転できないレベルは80㎜)もっとも高い降水量を記録した。

アメリカ南部で竜巻が多発

アメリカのテキサス州、オクラホマ州、ルイジアナ州などの南部で竜巻が多発した。ルイジアナ州ニューオーリンズでは3月22日、観測史上2番目に強力な竜巻が発生。気象庁によると、瞬間最大風速は時速160マイル(約257km)に及んだ。日本でいう新幹線並みの速さだ。

これだけの異常気象に対処するために、世界で会議が開催されているが、劇的な進歩があるようには見えない。国単位での規制強化があり、それに追従する民間企業が必要であると思う。


                    出典   ELEMINIST


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