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10日目スペイン・ポルトガル3,000kmのロードトリップ スペインベテラン撮影コーディネーターのぶらり旅 

10日目
今日と明日は準備と休養日。水曜日から8日間ほど来る息子たちとどこに行くか調べてみる。彼らとの旅は必然的に5歳の孫が楽しめるという条件になるので、今までの旅とはコンセプトがかなり異なる。

Paxinas gallegas fiestasというサイトにはガリシア地方の全ての街で行われるイベント情報が載っている。食べ物のイベントだけのページもあって、本当にその多さに驚く。しかし私は地名を見て直ぐに分かる場所が少ないのと、ガリシア語で書かれているので中には意味不明のものも多く、ちょっと大変。それでもいくつかガリシア語が分からない子供でも楽しめそうなイベントを見つけた。スペインにはガリシア語の他に、バスク語、カタルニア語、バレンシア語などがある。地元の言語を大切にすることは理解できるが、こういう時はハードルが高い。
うちの嫁さんはLittlevigo.comというサイトを見て、アロイアの妖精(魔法使い)ルートを送ってきた。森のなかを行くツアーで、3歳の子供から参加できるらしい。なるほど。

以前観光案内所でもらったパンフレットも在庫の関係で色んな言語があって、やれやれだ。ミーニョ川を下る船のツアーも面白そう。ビゴの街中にはCastrelosという巨大な公園もあるので、ちびが大好きなおにぎりのピクニックもできるだろう。(笑)

フェスティバルのデザインもcool 

しかし、一番うれしかったのは隣町のニグランで今月25-27日まで北西スペインで最も重要なジャズフェスが開かれるという事。今年はシカゴからピアニストのSergio de Miguel、NYからはVigués Yago Vázquez、カタルニアからはカルテットNiños prodigi、そしてAlto for Two。18年前から国際的に名だたるアーティストを招へいするこのフェスは4つのコンサート、3つのジャムセッション、1つのマスタークラスからなる。その上全て無料で、感心したのは聴覚障害者のために事前に申し込めば、振動でコンサートが楽しめるリュックを提供するという。こんなの初めて。25日にはAもマドリッドから来るので一緒に行ける。今からものすごく楽しみ。


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