見出し画像

ビジネスモデルの構築・検討から必要な行動を考える【進撃のWEEK│Day2】

進撃のWEEK参加2日目。
本日のテーマは「ビジネスモデルの作り方」。
ビジネスモデルを構築・検討することによって、今後の行動指針が明確化する。本当にその通りでした。
これまでお恥ずかしながら、ビジネスモデルは頭の中にしかなかったので言語化していくことで、今後やるべきことを整理することができました。
「行動し続ける人」であるために…それではスタートです!


私の二大事業のサービス概要は、
音楽教室わおん:ピアノ指導、リトミック・音楽療法の実践、ピアノ演奏、音楽イベントの企画運営
HugHug♡ほっぺ:妊産婦の音楽療法、親子イベントの企画運営、発達相談や子育てサポート、ママさん向け講座の開講
です。

ビジネスモデルの作り方

サービス概要

私の二大事業のサービス概要は、
音楽教室わおん:ピアノ指導、リトミック・音楽療法の実践、ピアノ演奏、音楽イベントの企画運営
HugHug♡ほっぺ:妊産婦の音楽療法、親子イベントの企画運営、発達相談や子育てサポート、ママさん向け講座の開講
です。

ビジネスモデルの構築

今回は、「音楽教室わおん」については、現状維持が望ましい(理念に沿い、オーナー化展開等は考えておらず、生徒数や外部講師先の数も定員のため)と判断、また書籍化やセミナー開講での展開は見据えていますが、整理するためにも、全国・世界展開を目標としている新事業「HugHug♡ほっぺ」について主にビジネスモデルを作成しました。
(なお、両事業共通としていえることについては本文内で言及しております。)では、5つのテーマになぞらえて構築していきます。

Problem~差別化と周知

①    多様化する習い事や生活様式
これは、音楽教室わおんにも言えることですが、近年お子様の習い事の習い方や種類も多様化、また生活リズムや様式も新しくなっていることから、それに合わせたイベントやレッスンの開催が望ましいと考えます。

②    リトミックや音楽療法への敷居の高さ
リトミックや音楽療法という言葉は広く認知されるようになりました。しかし、私の独自調査では、50人中28人(56%)が「敷居が高い(やや高いも含む)」と回答、さらに10人(20%)は「あまり内容がよくわからない」と回答しました。敷居が高いと回答された方の中には「大手音楽教室のイメージが強く、月謝が高そう。」というお声や「”療法”というから病院等のイメージが強い」というお声が多くありました。

③   多忙な保護者様との連携
親子イベントやお子様向けのイベントには保護者様との連携が必須。ワーキングママが多かったり、お母さま自身も趣味を持たれている方が多い現代、保護者様は子育てのほかにも世界があり、大変ご多忙です。その中で、より密に連携を図るにはどうしたらよいか?

④団体の存在やイベントの周知
団体もイベントも、周知されていなければ、存在しないのと同じです。
周知の方法も検討する必要があります。

⑤類似イベントとの競争
情報過多の昨今は、一人一人が情報を取捨選択する時代です。また、親子を対象としたイベントや発達支援・ママサポートの団体も多数存在します。
その中に埋もれてしまわぬようにするには、他との「差別化」が必要です。

⑥会員数の獲得
「HugHug♡ほっぺ」は、会員様によって成立しますが、入会まで心が動くにはどうしたらよいのか?

Solve~指先一つで完結、アンバサダーを増やす

では、上記のような問題(Problem)をどのように解決(Solve)していくとよいのでしょうか?一つずつ考察していきましょう。

①予約制など個々に合わせた対応を行います。
音楽教室わおんにも言えることですが、大人もお子様も”固定曜日の固定時間”でのお約束が難しいかたが多くいらっしゃいます。理由は前述のとおりです。働き方も教育の受け方も多様化する中で、お客様がご都合の良いタイミングで利用することができることが市場のニーズの一つであると考えます。

②アクセス・料金ともに利用しやすいイベントを定期開催。
敷居をなくす(下げる)には、アクセス・料金ともに利用しやすいイベントを定期開催していく必要があります。前述のように、大手音楽教室をイメージされる方にはアクセスや料金の面で、そちらとの差別化を図ります。
また、病院等のイメージを払拭すべく、参加して楽しいことを知っていただけるよう、定期的な開催が必要であると考えます。

③指先一つで密な交流を。
前述のとおり、保護者の皆様は大変ご多忙です。その中でもSNS等の利用者は増加していく一方です。指先一つで、スマホ一台で完結するものは短時間でより多くの情報を得られるからです。その方法で密にコンタクトを図っていくことが、保護者様との連携に必要不可欠と考えます。

④③同様、「指先一つで完結」させることが利用者の獲得につながります。それには、告知はSNSが必須ツールです。
「1回利用してお客様、2回でリピーター、3回目でファン、4回目で信者、5回以上で伝道師(アンバサダー)」と本日学びました。
”アンバサダーを増やす”ことも、周知に直結します。そのためにはまずは「ファン」を増やすこと。HugHug♡ほっぺでいうと対象となる「ママさん」
が必要な情報を、指先一つで完結するSNSで発信することでまずファンを獲得すること(=おとり商品)。そうして団体を知っていただき、イベント利用につなげていくというプロセスを踏む必要があります(=本命商品)。

⑤「私にしかできない(=私だからできること)」で差別化を図る。
ピアノ教育は指導内容や使用教材は多くの教室で大差がないと考えますが、そのプロセスでは差別化を図ることができます。私自身、指導の中で楽譜の速読と幼児期から学べる楽典(音楽の文法的な知識)において「ゆりかオリジナルメソッド」を開発し、2015年よりセミナーを開催しております。
これは、「私だからできること」です。では、HugHug♡ほっぺの内容においてはどうでしょうか?
例えば、私は音楽療法士でありリトミック講師。発達支援を目的とした音楽療法的側面を取り入れたリトミックは、単なる音楽教育の域を超えることができます。そのように、自分の強みを見つけそれらをリンクさせ、差別化のための標題を多く持つことが必要と考えます。

⑥次回イベントへのわくわく感でアンバサダーを増やす。
アンバサダーを増やすには、繰り返しご利用いただく必要があります。
必ず、イベント時には次回イベントの企画を用意し告知を行う。そして何より「また来たい」と思っていただける内容づくりの工夫が必要です。

Why Now?~オンライン化で世界中とコネクトできる!

オンライン化が進み、世界中のセミナーが受講できたり、バーチャル空間で海外旅行の疑似体験ができるこの時代。世界中とコネクトできることが最大のメリットと考えます。
また、コロナ禍で産後鬱の発症率も上がる今(前回投稿参照),
思うように外出のできないママさんも多くいらっしゃいます。私の友人でも、公共交通機関を利用しなくてはならないが、お子様を連れて乗車することができず、外出が困難と訴える方もいます。
そんな中、外出せずとも指先ひとつで解決することのできるサービスの需要は高まっていると考えます。

Why you?~音楽に助けられた私だから、多くのお子様とかかわった私だから

前回投稿に記載させていただいた通り、私自身、学生時代のつらい経験や産後の心身の不調を音楽の力で乗り越えることができました。その経験から、利用者様に寄り添ったサポートができると考えます。
また、「音楽教室わおん」開業から10年、幅広い分野で音楽に携わり、多くのお子様とかかわり、発達支援についても学びと臨床経験を深めてまいりました。その私だから提供できることは多くあります。

Strategy~資格化・講師育成と派遣

集客戦略としては、前述のとおりママさんの知りたい情報発信(おとり商品)から実際のイベント参加等の子育て支援サービス(本命商品)の利用につなげていくことができます。
また、自身をもって差別化を図れるよう日頃から技術向上を続け、さらに全国世界各地に発信するためには、講師を育成し、各地に支部を置き、優秀な講師を派遣する必要があります。その際に、独自の資格を作り商標登録し、資格取得者を増やすことも戦略として掲げることができます。
また、多職種との連携も必要となります。医療・福祉関係者や産後ケアに携わる方々、世界発信を見据えると、海外での教育歴のあるスタッフも必要となります。

ビジネスモデルの検証

ではここからは、別の5つの視点からこのビジネスモデルについて検証し、課題や今後の行動指針を明確化させていきます。

1.将来性~少子化だからこそ!

少子高齢化の世の中ですが、世界では毎秒多くの命が誕生しています。
また、少子化の世の中だからこそ、各世帯で少数のお子様の教育に多く投資する(お子様一人当たりにかける金額が多い)傾向も見られます。
そのようなことからも、親子イベントへの需要は高まると考えます。
また、少子化対策として、保護者の心身ケアの必要性も叫ばれる昨今。
そんないまだからこそ、これからだからこそ、一昔前よりもママさんが罪悪感を抱くことなく(本来まったく抱く必要がないのに!)、自身のケアにお金や時間を費やしやすくなっていると考えます。

2.収益性~イベント開催と資格収益

利用人数が安定してくると(それまでは前項のビジネスモデル構築プロセスが必須)、オンラインイベントの定期開催で各方面からの収益は見込まれると考えます。
またそのためにママさん、親子さん市場のニーズを見極め、内容と価格の設定が必要と考えます。
さらに、「Strategy」として掲げた通り、講師育成では、独自の資格を作って商標登録し、その資格取得者を増やすことで資格収益も見込むことができます。

3.成長性~足元から世界へ

現在はまだ、私の居住地である札幌近郊が中心の活動となっているのが現状です。そのため、まずは全道展開、全国展開。そして世界発信へと考えております。
オンラインイベントの定期開催に加え、対面イベントの開催も行うことで(対面イベントは地域や人数が限定されるため、これまでの論述とは逆説的ですが、世界発信のためにまずは足元からと考えます)、お客様からリピーターとなり、ファン、信者、そしてアンバサダーとなってくれる方を多く作り、上記方法で講師育成も行い、拡大していきます。

4.優位性~現課題を見つめる

残念ながらこれが今の課題です。現時点では、類似イベントと大きく差別化を図ることができておらず、イベント告知をしても、あふれる情報のうちの一つでしかないのが現状です。
しかし、前述の「音楽療法士が行うリトミック」うあ「ゆりかオリジナルメソッド」等、差別化を図れる要素は多々あります。
それらの発信方法の工夫(検索上位にさせる等)に加え、唯一無二性を多くの方にご実感いただくためには、とにかく多数回のイベント開催による多数回のコンタクトが必要と考えます。

5.継続性~事業拡大と収益獲得

将来性から考えると、継続性は大いに見込まれます。
また、前述の通り講師育成による事業拡大やそれに伴う収益獲得により、継続していくことが可能と考えます。

今回、ビジネスモデルを言語化して構築、そして検証したことで、今スグ行うべきこと、そして今後の行動の優先順位を整理することができました。
「行動し続ける人」であるために…明日も頑張ります!

最後までお読みいただきありがとうございました。

三星裕里香
Instagram @hug2hoppe
HugHug♡ほっぺHP

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?