見出し画像

まちの小さな音楽教室から世界発信を目指し、進撃のWEEKに参加しました!【進撃のWEEK│Day1】

初めまして。「音楽教室わおん」主宰、「HugHug♡ほっぺ」代表の
三星裕里香と申します。
まちの小さな音楽教室として音楽大学卒業後に開業して今年で10年目。
自身も母親となり、産後の心身の不調を音楽の力で回復させることが
できました。
これまでにも、多くの人生の岐路ではいつも音楽に助けられました。
そんな経験から、「音楽の力で世界中のママさんを救いたい!」と、
今年から世界発信を目標に新事業を始動させ、現在は音楽教育と子育て支援の二大事業を行っております。

そんな中、大変貴重なご縁をいただき、戸村光さん主催の進撃のWEEKに参加させていただく運びとなりました。学んだことをこちらのnoteにアウトプットしていきます。
Day1のテーマは「自分・企業理念の作り方」。

自分の軸(理念)を磨くということは、「自身の強みを見つけ、成長速度を高める」ミッションであると本日学びました。

私は、各事業とも開業時に事業理念を立ててまいりました。
音楽教室わおんは「みんな”輪”になり”音”楽を」
HugHug♡ほっぺは「子育ては音であふれている」です。
また、今回の参加準備として自己紹介資料を作成している中で、自分理念にたどり着きました。
自身の生育歴から、自己の確固たる軸は何だろう?と考えたどり着いた答えが、「音楽の力で世界中の笑顔を増やす」

本日は新たに理念形成のためのプロセスや、理念を形成することの意義を学びました。本日の学びに準え、改めて事業理念・自分理念について考察していきます。それでは、ワークスタートです!

三星裕里香の二大事業について

まずはじめに、今回参加させていただくにあたり、私の事業内容や今後の展望について簡単にまとめさせていただきました。

本日の学び「過去をさかのぼって”技術力(やれること)”を見つけ、”経営理念(やりたいこと)”を磨き、”市場ニーズ(やるべきこと)”を考える」
ということで、ここから、自身の生育歴と音楽のかかわりを考え、事業理念と自分理念にたどり着いていきたいと思います。

生育歴から各事業理念と”自分理念”を考え直す。

「毎日がスペシャル」だったピアノ大好き少女時代

ここからはまずは私のこれまでの生育歴をお話しします。
幼少期はとにかくピアノを弾くのが大好き、暇さえあればいつでもピアノを弾いていました。

5歳から師事している師匠に憧れ、気が付くと将来の夢は「ピアノの先生」。
夢にあふれ、友人にも恵まれていた私は中学3年生まで「毎日がスペシャル」と思って過ごしておりました。

呼吸の仕方がわからなくなった高校時代

高校生になってもきっと毎日がスペシャル。そう思い描いていた私の幻想は一気に崩れ落ちます。”静かないじめ”の標的となったのです。
無視、仲間外れ、嘲笑しながらヒソヒソ話など…

居場所がなくなり、どう息をしていいのかもわからなくなり、おそらくストレスが原因とされる謎の高熱を出し数日休み、解熱して登校しようと自転車のペダルを漕ごうとすると足がおさえつけられている感覚で全く動かない。そこから数日また登校できない日々。

その数日間、ずっとひたすらピアノを弾いて両親と談笑して、旧友とメールや電話してを繰り返していました。
もちろん、母や旧友の力は偉大でした。それと同じくらい、ピアノを弾いている間は逃避ができました!

特技や夢があることは自己を肯定できる!

無視や嘲笑は、その人の存在を全否定します。自分の存在意義がわからなくなります。でも、「自分には特技がある」ということで、自己肯定を下げることなく、自分の存在意義を感じ続けることができました!

ピアノに救われたことで数日で再び登校することができ、登校したことによって、後に大親友となる1人の子に「お弁当食べよ!」と声をかけてもらって、呼吸を取り戻すことができ、それからはその子やその周囲の人の力と音楽の力で生きていくことができたのです。

その頃、「音楽療法士」という音楽を使って治療技法として人を救うことのできる職業を知り、また1つ夢が増えました。そしてこの経験は、開業時より10年間ピアノ指導で生徒様方にお伝えしている、「余暇の充実」に繋がります‪。‬
「大人になって、一人暮らしをしたり結婚をして引っ越した時に、キーボードで良いからお部屋に置いていつでも弾いて欲しい!
ここまで力をつけたピアノはあなたの強みになり、味方になってくれるから」
と度々伝えています。

特技があることが自信に繋がるケースもあるし、辛いこと苦しいことがあっても、音楽の世界に逃避することができる。
それって、人生の質を本当に高めてくれます
音楽の力は人の笑顔を増やしてくれるのです。
音楽教育は、プロを目指す方だけが受けるものではありません。
誰もが受ける権利があります。
プロにならずとも、生きやすく生きるための手段を一つ増やすことができるのです。これこそが、「みんな”輪”になり”音”楽を」。
だれもがその手段を得る権利がある。そして音楽で人生の輪を広げてほしい!

待望の出産!でも待っていたのは…

高校時代のいじめのストレスが原因で、女性が母親になる身体作りで毎月くるべきものが丸2年間来なくなり、婦人科で治療をしていた過去もあり…
普通に妊娠できるのかずっと不安な状態でした。
そんな背景もあり、主人と結婚しわが子を授かったと分かった時の嬉しさと言ったら…♡初めて聴く心音に感動し、妊娠中はまだ見ぬ我が子にたくさんのプレゼントを用意!

そして出産!とにかく可愛くて可愛くてたまりませんでした♡
幸い、うちの娘は産まれたときからずっと育てやすい子。
よく寝てくれるし、食べて(飲んで)くれるし、”謎の泣き”もたぶん少ないほう。夫も積極的に育児参加してくれるし、とにかく頼れる実家が近くにある。

けど!!それでも!!!その恵まれた環境でも!!
体力が回復していないから寝不足になるし、ホルモンバランスの崩れでとにかく心身の体調を崩すことが多々ありました。

出産後はホルモンバランスが乱れまくります。今まで無かった胎盤ができ、またなくなるのだから、血の巡りも内臓の働きも目まぐるしく変化します!
そして、産後の母体は全治3ヶ月の大事故に遭ったのと同等の衝撃を受けていると言われています。

わたしの場合、産後はまず、出産時のいきみの衝撃がきっかけで歯がぼろぼろになり、陣痛より痛い歯痛に悩まされました。
それで娘を自分で抱っこできないと、今度は自分はだっこもできない酷い母親だと自責の念で自暴自棄。
もともとの頭痛持ちがさらに強くなり、頭痛と目眩が半端ない毎日。

理想の母親像が固まりすぎて、少しでもそれに反すると自暴自棄で号泣。
そして娘の前で泣いてしまったことにまた自暴自棄。
自分はダメな母親だー!!と夫や実家の母の前で何度暴れたことか…

これまで、たぶん割と精神的に落ち着いている人間だったと思うんだけど、ヒステリックになったことのない人間なんだけど、だからそんな荒れた自分も嫌になって…そんな繰り返しでした。

夫や両親はいい言葉かけてくれるんだけど、聞く耳なんて持てるわけなく。
産休中はそんな荒れた生活でしたが、2ヶ月経ち、復帰準備を始めた時、音楽療法で日々当たり前のように活用していた、音楽のもつ「回想作用」を思い出します♡

セルフ音楽療法で心身の健康回復へ

音楽における回想法とは、音楽療法では介護予防や認知症治療に使用される方法なのですが、それを活用してセルフ音楽療法をしました。
心音、産声、喃語、足音等…感動の瞬間にはいつも”音”があります。
その音を回想することによって、娘への愛情はもちろん、自分を必要としてくれていること、理想の母親像はわたしが決めるんじゃなくてこの子が決めるんだ!この子が愛を持ってくれたらそれでいいんだ!等など色々と再確認することができ、心の健康を取り戻すことができました。

それをきっかけに多くのママさんを音楽の力で救いたい!と切に願うようになりました。
娘の様子も、周囲の協力体制も、恵まれた環境にいる私でさえ!こんなに身も心もぼろぼろになるんです。
それが現実です。もっともっとお辛い方はたくさんいらっしゃいます。産後鬱になる割合は10人に1人と言われていましたが、コロナ禍以降は4人に1人と言われています。

世界中のママさんを救いたい!なぜ「世界」?

このような経験から多くのママさんを音楽の力で救いたい!
と思い、親子イベントや妊産婦の音楽療法、子育て相談支援等を行う
「HugHug♡ほっぺ」を設立いたしました。
最初は自身の住む札幌をはじめ北海道全域への展開、そして上記活動はほとんどがオンラインで成立するため、全国展開を見据えていました。
しかし、そこで大きなことに気が付きます。
音楽は、ノンバーバル(非言語)コミュニケーション!ということは、
万国共通言語です。歌詞や会話は英語(理想は各母国語)を使用し、世界発信をしていくことが目標です。

子育てに溢れている”音”によって原点回帰し、心身の健康の回復につなげたい。これが「子育ては”音”に溢れている」です。

5つのワードから経営理念を考える

本日の学びでは、49のワードが書かれたカードから自身がピンときた5枚をピックアップし、それに紐づく出来事をピックアップするというワークがありました。
私がピックアップした5枚と紐づく出来事を振り返り、自身の価値観を絞っていきたいと思います。

1.「個」

ピアノ指導は個人戦が多いです。しかし、音楽教室わおんという集団に属しています。開業一年目、初開催のピアノ発表会では、個人を見すぎて、集団全体を見ることができず、反省をしました(→木を見て森を見ず。)。また、リトミックや音楽療法は集団レッスンになりますが、開業当初は集団に気を取られて個人を見る余裕がありませんでした(→森を見て木を見ず)。そこで気が付いたのは、必要なことは「森を見て木も見る」こと。
ママさんのケアにおいてもそうです。個に寄り添うということは、その方の周囲のご環境も見ること。どちらかが欠けていてもいけません。

2.「感謝」

この仕事をしていてうれしい場面の一つは、「先生に出会えてよかった」「先生だからここまで続けられた」と言っていただく瞬間です。
そこで気が付きました。私は「出会えてよかった」と思ってもらえることが幸せなんだ!と。そう思っていただけるよう、お一人お一人に寄り添い真摯に向き合うこと、そして自身の強みを見つけ、自分にしかできないこと(自分だからできること)を見つけて実行していきたいと思います。

3.「覚悟」

突然やってきたコロナ禍で、急な退会や外部講師先の突然の授業停止により、「まさかあれが最後になるなんて…」の連続でした。
その中で思ったことは、毎回が一期一会であるということ。
毎回のレッスン・授業が最後かもしれないという覚悟で、一分一秒を大切にお相手と真摯に向き合っていきたいです。

4.「夢」

幼少期、ピアノを練習してもしても上達しない時期がありました。
こんなに好きなのに、こんなに練習しているのに…と悩んでいた時に救われたのが、父からの「ピアノの神様はいるよ」という一言。
特定のものを追求していたら、必ずその神様は見ている。
技術面では、努力だけでは超えられない壁もあるのが現実です。
ですが、お仕事をさせていただく中で、努力は裏切らないと感じた場面は多々あります。半端な努力では神様に気づいてももらえません。
努力し続けること、追求し続けることで突破できる壁はあります。

5.「愛」

お相手お一人お一人に愛を持って関わらせていただきたい。
そして、自身を常に愛せる行動を選択していきたい。
人は1日に3.5万回も選択・決断を繰り返しているといいます。
後悔のない行動選択を行い、自身が「私が私でいられるのが楽しい毎日」を過ごすことが、最善・最良のサービスにつながっていくと考えます。

まとめ ~アイディアに価値はない⁉~

本日の学びで感銘とともに衝撃を受けた内容が、
「アイディアに価値はない。行動し続けなくてはならない」というもの。
同じアイディアを持つ人は2万人→実際にやろうと計画する人は2千人→
形にする人は200人→メディア等に取り上げられるのは20人→最後に勝つのは1人!

自分軸(理念)を磨き、高みを目指して行動し続ける私でありたいです。

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

三星裕里香
Instagram https://www.instagram.com/hug2hoppe/

HugHug♡ほっぺHP  https://hug2hoppe.crayonsite.net

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?