Vol.2 摂取≠吸収、ビーステストやってみた

筋肉をつけたければ、○○を取れ!ダイエットにはこれが最適!
などちまたには情報が溢れています。
それがいいとか、悪いとか評論する気はないですが、答えをいうと
「それが正しい人もいればそうでない人もいる」

私が懸念するのは、その方法論が合わなかった時に、振り返りができないこと。フィードバックと経験を得れないことが一番の損失だと思います。

成果がでればその情報発信者のおかげ、同じ方法で成果がでなければ本人の頑張り不足。。。。。一見、科学的な情報に見えてもこのとんでも根性論的なロジックは、我々の生活に身近です。

今回のタイトルである摂取≠吸収では
その名の通り、いままでの摂取すること、で止まっていた考えを一歩先にすすめます。

今回はこんな方が見てくれると幸いです。

・タンパク質摂取の計算をちゃんと行っているのに(体重×1gくらい)、長い期間筋肥大しない
・プロテインなどを飲むと胃に膨満感があったり下痢気味になる。


ビーツテスト

ビーツは食べる輸血とも言われる高栄養の野菜ですが
赤紫色でその色素はベタシアニンという成分によるものです。
似たような名前でアントシアニンもありますがこれも、ブルーベリーや紫キャベツのような色の濃いものに含まれます。
このベタシアンやアントシアニンは抗酸化作用に優れカラダにいいとされれています。
実は、このビーツに含まれるベタシアニンをカラダの中で分解できるのは胃酸のみになります。

よってビーツテストはこういう流れになります。
・ビーツを食べて翌日尿が赤っぽい→胃酸が十分に分解できていない→分解酵素が少ない
・ビーツを食べて翌日いつもの同じ尿が出る→十分に消化酵素がある、そして作用している
ということになります。

そして、どうして胃酸を調べるかというと
タンパク質を分解できるのは胃酸にある消化酵素になります。
胃酸が十分に出てタンパク質を分解しないことにはカラダはそのタンパクを吸収できません。
それどころか、十分に胃で消化されないものがその後、腸に流れる時にトラブルを引き起こします。
リーキーガットとも呼ばれる小腸の問題です。
大腸では未消化な物質のせいで悪玉菌が繁殖して腸内環境を悪化させたりあします。


ビーツテストを経て

タンパク質を消化するためには、消化酵素が必要。。だけど消化酵素もつまるところタンパク質から作られるといったパラドッグスに陥るわけです。
ビーツテストで陽性になった方は以下の対策を行ってみましょう。

・タンパク質を少量から始める
一気に摂取すると胃が対応できません。プロテイン1シェイクが20gのタンパク質量だとしたら10g×2 や5g×4にして少量から始めましょう。

・食物を食べて胃酸を分泌する
空腹状態でいきなり高タンパクなプロテインを流し込むと胃酸の分泌が追いつきません。軽く何かを食べたあとなど食事によって胃酸が分泌されたあとにプロテインなどを飲みましょう。



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