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マメルリハインコの換羽

まだまだ暑い日が続くが、お盆の頃と比べると夕方は涼しく感じられるようになった。店頭では金木犀の香りの商品が並び始め、某紅茶店から毎月届く冊子にも中秋節を意識した商品が紹介されていた。

季節の変わり目に入り始めると、多くのインコたちもそうではないかと思われるが、我が家のマメルリハ・シャルも換羽が始まる。既に白いとげのようなもの(「筆毛」と呼ぶのを最近知った)が、シャルの額や頬に出始めた。頭には1本太い角のような毛もあり、まだ筆状にならず羽先まで白く覆われていてかゆそうだ。

以下記事の画像も昨年の換羽期の様子である。シャルの顔全体に白いとげのような筆毛がある。

シャルにとって過酷な換羽期

いつもシャルに筆毛が生え始め、しばらくしてそれらが無くなる頃には、換羽前後で羽毛の様子が明らかに変わる。冬から春にかけての時は、羽毛がそれまでより薄く軽やかになるが、今からの夏から秋にかけての時は、羽毛が分厚く細かい毛がたくさんついている印象になる。

今年5月まで住んでいた引越し前の家があった地域は、盆地気候だったので、夏はやたら暑く冬は雪国ほどではないがやたら寒い。しかも季節の変わり目は、一日の中でも気温がかなり上下することが多く、人間の自律神経にも良くはない場所だった(私もよく体調を崩した)。

しかも当時の家は、築年数が経過していた上断熱材の入ってない(!)アパートだったので、空調を工夫していなければ、外気以上に一日の中の室内の気温差がより激しくなる家だった。何が言いたいかと言うと、終日在宅しているシャル(と高齢の母)にとって快適な環境ではなかった。

そのため室温調節を少し誤ると、あっという間に治まっていた筆毛がすぐシャルの身体から出て来てしまい、母はシャルの体調管理により気を遣うことになってしまっていた。

換羽期のシャルの食生活

換羽はインコが体力を消耗する。シャルとて例外ではないので、普段以上に栄養を母が取らせるようにしている。以下記事で紹介したペレット類やボレー粉の量が少し増え、液体サプリメントのカルビタバードを毎日必ず与える。

普段からカルビタバードを飲みたがるシャルは、効果のほどを実感しているのか換羽期はいつも以上に飲んでる様子を見かける。

換羽期のシャルのストレス

筆毛の存在が不快らしく、シャルが機嫌のよくない事が増える。イラついてかまってほしくない時の断り方が乱暴になったり、結果不当に人間に噛みついたりすることもある。最低。

かまってほしい時は、母にはいつも以上に撫ででもらいたがってベタベタする。しょうがないと思いつつ母も自分がキツい時はそんなシャルに辟易していた。先程もちょっと母が休憩していたら、膝に飛び乗って「撫でないのかよ」と目で言っていたらしい。

撮影NGになることも多くなる。人間だって機嫌の悪い時に撮影されるのは億劫なものだから、シャルもそうであろう。

しかし生意気なマメルリハの豊富なコミュニケーションスキルという過去記事に載せた2022年6月1日時点のシャルは、換羽で機嫌が悪かったが、当時のお気に入り遊び場で夢中になることで気を紛らわしていたため撮影NGを出されなくて撮影できたのだ。それでも振り返った瞬間のこの目はちょっとキツいような気がしなくもない。

やむを得ず同居している鳥嫌いの私も、換羽期のシャルに不当にかまれて自分が痛い思いをしないようこれでも気を遣っている。だが、時々母の代わりにしかたなくシャルを撫でた結果、撫で方が悪く?筆毛が不快だったせいで噛まれがちである。やれやれ😥


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