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鳴き続けるマメルリハと人間の誤解

2月6日。
前日から雪が降り、自宅周辺には雪が少々積もっていた。そんな朝から我が家のマメルリハ・シャルは鳴き叫んでいた。


伝えたいシャルの用事

母が言うには鳥籠そうじの要求だと言う。朝の水替え・餌替えの際に、鳥籠内を上から見下ろしてキョロキョロする「汚いからそうじした方がいいんじゃない?」というしぐさをしていたそうだ。

雪も解けていない特に寒い朝にひどいことを・・母もさすがにこの日はそうじをしたくなかったので、シャルの主張を無視していた。しかし鳥籠そうじをしてほしいシャルの押しは強い。過去↓にも同様に母に強要した。

人間たちの朝食中もうるさくシャルは鳴き続けた。そうじが始まるまで一歩も引かない姿勢である。最終的に今回も母が根負けした。シャルが自分の都合で以前より清潔に保とうと工夫しているのを知っていたからだ。

上記で紹介した通りの工夫をシャルがその後も継続しており、さらに最近は「落とし物」が鳥籠内でヒーターから遠い場所に多く落としてあるようになった。以前は「落とし物」をしなかった場所だ。

そこまでしていてシャルが自分で耐えられないからそうじをしてほしいのだろう、と思いやってしまった母は、結局午前中のうちに鳥籠そうじをした。

掃除が始まるとシャルは、鳥籠の隣にある鳥用アスレチックにビニールカバーをかけられた状態で、母の作業を見守る・・というか監督していた。

シャルの用事ではないけれど

鳥籠そうじが始まってからピタッと鳴きやんだシャル。ところが、今度は人間たちが昼食をとり始めた頃からまた鳴き始めた。

鳥籠に戻ってしばらく経っていたので、籠外活動(=放鳥)をしたいのだろうと思ったが、午前中のそうじの時のようにシャルが味をしめて鳴き続けていれば思い通りになると考えてもいけない。「食事中だから後で」と伝え、鳴いているシャルを放置した。

ところが、あきらめが悪く全然鳴きやまない。さすがに閉口してシャルに屈した私は「食卓に飛んで来ないでよ」と言いながら鳥籠から出そうとした。だが、鳥籠のとびらを開けられた時のシャルの様子がおかしい。外に自分で飛び出してこないし、言いたいことが伝わらなくて気分を害している様子が見受けられた。

母もシャルの意図がさすがに分からないと言うので、そのまま鳥用アスレチックでおとなしく過ごしてもらうことにした。

食後私が鍋を洗おうとした時にシャルの意図がやっと判明した。鍋が異様に熱く、実は鍋を火にかけたままだったのだ。水分が残っていたので、それが熱され続け、ちょうど空になったらしいタイミングだったので、ガスも自動で止まらなかったらしい。色々ほんとに危なかった!

やかんのお湯が沸いていることやスープが煮立っていることをお知らせできるシャルのアビリティをここで思い出した。完全に忘れていた・・・

母が「シャル、教えてくれていたのにごめんね!」と麻の実をやりにいったところ冷ややかな目をされたらしい。2年前の↓の段階で、シャルが無駄に鳴かないのを私も知っていたのに・・・

午前中にそうじを無理やり母にさせていたから、人間たちのシャルの心証が下がった状態での思い込みがいけなかった。午後のシャルは偉かった。人間たちが悪かった。

すみませんでした。
鳥嫌いも完全に非を認めます。
おかげで稲生家は今日も平和です。

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