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紹興酒おつまみ3 | よだれ羊★★★★★

干杯!呑んでますか?

さて、9月に出版した黄酒入門には、黄酒と合う料理のレシピを掲載しています。レシピは3分キューピークッキングなどに出演されている人気料理家の今井亮さんにご協力いただきました。

出版にあたって料理の撮影もあったのでそのときに調理していただき、そして実際に黄酒入門クルーでペアリングさせていただき、「美味しい!」と大好評!僕自身も今井さんを推薦してよかったなと思いました。

ただ、本に掲載させてもらっているのですが、著者である僕が作ったことがないという・・・

こんなことあっていいのか?

よくない!!!

ということで、作ってみました。よだれ羊!


「よだれ羊って何?」と思われるかもしれません。中華がお好きな方はご存知だと思うのですが、「口水鶏」という料理があります。日本では"よだれ鶏"などと呼ばれていますね。

よだれ鶏とは、四川料理のひとつ。茹でた鶏肉に唐辛子や山椒、中国醤油や黒酢などのタレをかけて食べる料理です。非常に人気で、日本国内の中華レストランで多く取り入れられています。

以前に作ったことがあります。オリジナルのよだれ鶏です。

そう、このよだれ羊は、肉を鶏肉ではなく羊肉にしたもの。

鶏肉も紹興酒と合うのですが、羊や鴨など少し香りのある肉は紹興酒の多彩な風味とバッチリ合います。絶妙な横展開のレシピ!

実際に撮影のときに出会って、惚れてしまいました。なので、まずはここから。

レシピは本に掲載しているので多くは語れなくて申し訳ないのですが・・・めちゃくちゃ簡単です!料理が苦手な僕でもできたので、誰でもできると思います。

簡単に言えば、こんな流れ。

①タレを作る
②野菜を切る
③肉を茹でる
④混ぜる

これだけです(本当に)

本とはちょっと違う点として、きゅうりをパクチーにしました。ただの好みです。よだれ鶏ではパクチーはよく使われます。

感想ですが、

黒酢の酸味、辣油の辛味、羊肉の弾力ある肉肉しさ、獣感(紹興酒で茹でたので臭みはありません)が紹興酒の複雑な風味と見事に合わさります!

羊肉にすることで後味にも羊の香りが残るので、それでまた飲んでしまう笑

まさに、やめられない止まらないとはこのことですね!

多く作りすぎてしまったので2日に渡って楽しませてもらいました。

紹興酒のおつまみに関しては下記のような記事にも書いたのですが、まだまだこれから深堀していける部分だと思います。

今後もたまに作っていきます。みなさんからも「こんなおつまみ、よかったですよ!」というご報告、お待ちしております。

主に中国酒にまつわる活動に充てさせていただきます。具体的には中国酒関連のイベント開催費や中国酒の研究費、現地への旅費、YouTubeの制作費用などです。お力添えを頂けたら嬉しいです!干杯!