ランドマークになる時代

はじめに、ランドマークとは比喩表現として何かにおいての目印になることを指しています。結論から言うと「何か一つに秀出た存在になり、あれならあいつだろ！」と言われる存在になるべきだと説いています。

ランドマーク（英: landmark）は、目印となる地理学上の特徴物を指す。元来の意味としては、探検家などが、一定の地域を移動中に、またそこに戻ってくるための目印である。 -Wikipedia

これならあいつだろ

どんなものでも構いません。何かにおいて「これならあいつだろ！」と思い浮かんでもらえるものを作ってください。それは会社の中だけで有っても友人関係の中だけであっても構いません。しかし、それを絶対に貫いてください。

何が良いのか説明するためにとある人物....アイスマン福留さんをご紹介しましょう。

アイスマン 福留（アイスマン ふくとめ、1973年4月18日 -）は日本のアイスクリーム評論家。東京都足立区出身、一般社団法人日本アイスマニア協会代表理事。ー年間に食べるアイスクリームの種類は1000を超える。食べたアイスクリームのパッケージはすべて収集しており、コレクションとして数千点のアイスパッケージを保有している。高校卒業後、様々な職業を転々としたのち、まったく知識もないままIT業界に転身。その後独立し2006年に「変態企業カメレオン」を設立するが経営に失敗して家を失い事業を縮小[2]。2010年から「コンビニアイス評論家」として活動をはじめる。その後多数のメディアに出演し「コンビニアイス」というジャンルを確立[3]。「冬アイス」の流行にも寄与[4]。 -Wikipedia

この方が何をやっているのかと問われれば「アイス食ってるだけで有名な人」と答えてもおかしくはないでしょう（おかしい）。

それでもやっている事がニッチで面白いからメディアにも呼ばれて知名度が上がり多くの仕事も舞い込んでくるようになったといいます。彼は実業家ではありますがまさに「これならあいつだろ」を作り上げた典型例です。

まずは100人のファンを持て

何か尖った人間になるためにいきなり1,000万人に好かれる人を目指す必要は無いと思います。そこで私は「まずは100人のファンを持て」と言う言葉を受け売りですがとても大切にしています。

考えても見てください。100人のファンが居る業界の伸びしろは間違いなく100以上ですよね？そしてあなたはその界隈で既に100人のファンを持つことができていれば確実にビジネスを成り立たせる事が出来ます。

ギルド的発想の拡大

先日、都内でフリーランスエンジニアをされているバリバリ複業系エンジニアさんとお話してきました。そこで聞いた中に「私は起業は出いない。それは社員の人生を背負う自身が無いからだ」という言葉が有りましたがとても重要な発想です。

誰も背負ってなんか欲しく無い

時代は動いています。昨今では終身雇用も既に幻想のものと化し、会社に一生を捧げる考え方は少数派になりつつあります。そんな中で社員の人生を背負う覚悟など必要ないのではと言う考えが出て仕方がありません。

互いが責任を負うギルド的発想

私が今後5〜15年で急激に伸びる発想であると確信していギルド（組合）発想についてお話しましょう。古くから職人はそれぞれが独立して責任を持った状態で組織を創りお互いがお互いにとって利益を生み出す組合を作って生業を行ってきました。ここで大切なのが全員が責任をもっており、企業や社長と呼ばれる責任ノ終着点がない状態で組織が回っていた点です。

今後、多くの人は複業の時代に突入すると思います。

そういった時代に1つの企業に属して責任をなすりつけ合う発想は非効率の何者でもありません。そのためギルド的発想が今後大きな存在感を増していくと思います。

ランドマークには仕事が集まる

ランドマークを70%以上体現している方の多くは現在インフルエンサーと呼ばれる方々が多いと思います。彼らは何か一つに秀でていたり自らのブランドを確立する事によって個人のジャンルでランドマークになることを成功させた方々です。

こうした方々は基本的に仕事に困りません。

ランドマーク（自分）と周囲（コミュニティー）を育てるだけでより大きな存在感と価値を生み出す事ができるため、ランドマークになることのコストパフォーマンスは驚くほどにリターンの大きい投資となります。

おわりに

私のここ5年間の目標は間違いなくランドマークになるっことでしょう。エンジニアとしての技術力をつけながら堀川登喜矢と言うランドマークを構築しつつギルド的発想の世界に飛び込んでいきます。

それでは、またお会いしましょう。