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落合陽一さんの 「エンジニアは安くなる」を受けて
エンジニアは安くなる
私は未経験転職エンジニアとして2018年4月から働き始めました。そこから2ヶ月後の朝、、、とある本を読んでいたところで驚愕の一文を発見しました。
はい、落合陽一さんと堀江貴文さんの著書である「10年後の仕事図鑑」です。
せっかく未経験から頑張ってエンジニアになった人になんてことを言うんだ!って少しだけ思ってしまいましたが捉えようによってはまた違う結果が見えてきます。
プログラミングは誰でもできる時代へ
落合陽一さんや堀江貴文さんが頻繁に発言している「エンジニアは安泰ではない」と言う言葉の事実を突きつけられました。
上記のプログラミングは誰でも出来る時代…は少し語弊があるかと思いますがそれに近いものになると思います。
例えばネットが流行りだした頃のブログはプログラミングのできる人にしかできませんでした。しかし考えて見てください、現代ではPCを使えなくてもブログを意図も簡単に作成する事ができますよね?とても簡略化されて言ってるのです。
…これだけでは納得いきませんか?
それではECサイトやホームページをど素人が簡単に作成する事の出来るサービスをご存知でしょうか?これらは従来難解であったエンジニアの技術を持たない方々が直感でWEBサイトを作成する事のできるサービスです。そう言った多くのサービスが既に登場している現代においてエンジニアの価値は次第に低下していきます。
一握りの天才とAI
もしも仮に、今後は頭に思い浮かんだものをAIの補助で誰でも作れる時代が来たら。。。更にはすべてAIが代替えできる時代が来たら。
私も詳しくは知りませんがAIによるプログラミングが進んでいて将来的にはごく一握りの天才エンジニア以外は代替え可能な安価な労働力に置き換わるのかもしれません。
もう一つの武器(掛け算の発想)
さて、落合陽一さんもおっしゃっているように今後エンジニアスキルだけで生きていこうと考える事は非常に大きなリスクになります。そこで私達は毛色の違うもう一つの武器を身につける事によって自分の価値を掛け算して希少価値のある人材へと高めて行かねばなりません。
悲観する必要は無い
ここまでエンジニアと言う職種が安泰では無いことを説いて来ましたが、別に私は将来を悲観しろと言っている訳ではありません。むしろその逆で、あなたがやりたいことがどんどん形にできる時代が訪れるのだと思います。
創り出す人になろう
これも落合陽一さんがよく言っている事ですよね!今後は何かを創り生み出す人材が大きな価値を持っていくのだと。これにはホワイトカラーの価値低下の話題が表裏一体となってしまいますがそれでも悲観する必要はありません。
創り出す人はベスト
私は作り出せない人にも生きていくことのできる時代が来ることを確信しています。だってそうではありませんか?沢山の人が在籍する企業で必要のない人材など腐るほどにいる現代が回っているのだから当たり前の話とも言えますよね。
古代ローマ的時代
落合陽一さんや堀江貴文さんの談によればAIやが発展した未来では古代ローマの様な暮らしに近くなるのでは?とおしゃられておりました。古代ローマとは奴隷制の仕組みにより食って寝ての生活をおくる貴族たちが有名です。しかし、この時代に研究やスポーツや芸術が盛んに行われ文明が発達したのも事実です。
もしかすると人は労働ではなく、自発的に何か創り出し続ける生き物なのかもしれません。
おわりに
私は今後も全力でエンジニアとして技術を磨いて行きます。そこに変わりはありません。しかし、ただ技術一本のエンジニアになろうと思ったことは一度としてありません。
それはなぜでしょうか?
答えは「●●は手段であり、生き方である。」とだけ残して今回はおわりにさせていただきます。
それではまたお会いしましょう!
=========== 追記:2019/02/20 =============
この記事を書いて約10ヶ月が経過しました。
【追記】求められるものが変わるエンジニア
「エンジニアが安くなる」という話は悪魔で現状維持を続けたエンジニアを指す言葉だと思っています。
その上で時代背景に則したエンジニア像とはどのようなものになるのかを常に予想して知識や経験を得られる方向へ舵取りを行って行く必要があると思いました。
営業力
営業力と一口で言ってしまえば語弊を生むかも知れませんが、簡単に言えば「提案、ヒアリング、資料作成、クロージング、デレクション、アフターケア」などのごく当たり前の知識を備えた技術者は今後も必要とされていくと思います。
マネジメント
PM(プロジェクトマネージャー)はどれだけAIが高性能になっても常用は必ず残るでしょう。何故ならプロジェクトは一定のルールで進まないからです。
AIやツールを使いこなす
AIやツールで便利になって行く世の中ではそのツールをどれだけ使いこなせるのかが肝心です。エンジニアの業界では既にツールを使いこなして作り出せる技術者の需要が急増しています。これは車輪の再開発を嫌うエンジニアとしては当たり前のルートですね。
=========== 追記:2022/05/12 =============
この記事を書いてから約2年経ちました。
記事を書いた当初はエンジニアに成り立てで右も左も分からない状態で体感と本に書かれている事を信じて色々書いていましたが、今読み返しても大枠は間違っていなかったと思います。
エンジニアからの意見とインフルエンサーからの意見
Twitterなどを見ていると現役エンジニア vs インフルエンサーの構図がよく見られます。私はこのどちらかが間違っているとは思わないのですが、どちらか片一方を盲信して従うのは絶対にしてはいけないと思いました。
最近はVue.jsとFirebaseでサーバーレスでサービスを作っているのですが、確かに時代は大きく動き始めていることを強く感じます。
意見は所詮意見なので色んな角度から自分の頭で考えて、その時最善だと思った行動を取ってください。
IT職は変化に強い
エンジニアやIT職は変化に強いので今後目まぐるしく移り変わる現代にも対応しやすくなる素養が磨かれると思います。逆に変化を許容する事に抵抗が大きい人ほど今後は生き辛くなることでしょう。
コロナウイルスで変わった世界
2020年5月12日現在、コロナウイルスで生活や経済に大きな変化をもたらされています。リモートワークを絶対に導入しようとしなかった企業が導入したり、EC売上が上昇したりUber Eatsなどのデリバリーの食事が当たり前になったり。
常に予想を遥かに超える変化は起こり得ます。
1996年生まれの渋谷周辺で働くwebエンジニアです。鉄道業界に居たり営業マンをやったりとフラフラしていたおかげで血縁者には心配されていますが、誰にも理解されなくとも高校3年生の時に思い描いた設計図の通りの行動を貫き通す変人です。どうもよろしくお願いします。