#09 町田駅周辺には何がある?【町田は神奈川】
こんにちは。はたはた@土木写真です。今回は東京都町田市を紹介したいと思います。東京都多摩地域における主要都市の一つというイメージがあるのですが、実際には何があるのでしょうか。実際に現地に行ってみて確かめてみたいと思います。
1. 町田ってどこ?
まずは町田市の場所を1回確認しておきましょう。
町田市は東京都南部にある人口43万人の市です(2022/04現在)。
町田市の主要駅にあたる町田駅は小田急線とJR横浜線の乗り換え駅であり、多くの人々で賑わっています。都心へのアクセスの良さはもちろん、横浜や江ノ島・八王子など東京都西部、神奈川県各地へアクセスしやすいのが特徴です。訪問当時も多くの人で駅周辺が賑わっていました。
町田市は、市の魅力について
と述べています。
2.『街の形が変わった?』
町田を変えた2つのお引越し。
町田駅周辺の歴史を遡って見ると、ある2つの施設がお引越ししていることに気づくと思います。
1つ目がJR横浜線の町田駅、2つ目は町田市役所です。(地図上の◎)
一つずつ見ていきます。
2-1. JR横浜線 町田駅
JR横浜線 町田駅は元々、原町田駅という名前で現在の位置より数百mほど南側に存在していました。
そのため国鉄(現在のJR)横浜線と小田急線を乗り換えるためには700mほど歩く必要がありました。
長らく街の課題となっていましたが国鉄横浜線が小田急線の近くへ移動し、その間を歩道橋で結ぶことに。1980年に国鉄横浜線 町田駅はお引越しすることになり、乗り換えが便利になりました。
旧原町田駅周辺は駅の移転により賑わいを失ったかというとそうでもなさそうです。
現在、商業施設と町田ターミナルプラザ(バスターミナル)があります。さらにJR横浜線 町田駅の出入り口も『ターミナル口改札』として残されています。
ちなみに町田駅には町田バスセンター(町田駅近く)と町田ターミナルプラザ(旧原町田駅近く)、2箇所のバス発着場があります。なんだか紛らわしいですね…
2-2. 町田市役所
元々は町田駅から北に約400mのところにありました。しかし、市役所が手狭になったことを理由に移転することになりました。新しい市役所は工場の跡地に作られ、2012年7月から使われ始めることになりました。新しい市役所は十分に幅の広い道路に面した場所に作られ、駅からのアクセスが分かりやすくなっています。
旧町田市役所は解体された後、『町田シバヒロ』としてイベントに使うこともできる芝生広場になりました。実際に訪れたときも子どもたちのイベントも行われていました。新たな町田の姿を見ることが出来ました。
3. 町田駅近くに残る団地
今後は町田駅南西側に行ってみたいと思います。こちらは住宅地が広がるエリアです。このあたりを歩いていると、四角い建物が並べられている不思議な場所を見つけました。
ここは『森野団地』。1963年に作られた団地です。昔ながらの団地が駅前に残されていることに大変驚きました。令和になってもマンションへ建て替えられてないのが不思議ですね。
4. まとめ
「新しい文化」を取り入れながら「古き良き自然・伝統」を残している。
町田市が語る街の魅力に少し触れることが出来たような気がします。もう一度歩き回ってみたいですね。
5. お知らせ
今回は、Belfastさんとコラボして、街歩きを実施しました。この場を借りてお礼を申し上げます。
Belfastさんは地理学を軸に『街の姿』についてスタイリッシュな動画を作成されています。こちらもよろしければぜひ!
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