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末端操作をやめろ

 2週にわたって、力いっぱいもしくは一生懸命走っても、速く走れないんだとお伝えしました。力を出し続けるんではなく、ONとOFFのタイミングを考えてくださいとポイントをお話しました。これが難しいんですけどね…。

 今回は、その力のONとOFFをどこから産み出すかを書いていこうと思います。
またこいつは何を言ってるんだ?と思うかもしれませんし、SNSやyoutubeが発達しているので知っている方もいると思います。これができるというか、意識できるとミニハードルの動きや加速局面の動きが変わると思います。

 今まで、速く走ろうとして地面を蹴ったり、押し切って走っていた方は特に足首が反り返っているという点が目につきます。
蹴れば、押せば速く走れると誰が教えてくれたんだろう?と思いますが、今回はそこではなく、蹴る押す為に足部にめちゃ意識がいってますよね?そもそも蹴っても力が伝わらないのに併せて、身体から遠い足部を使っては大きな力も産めないですね。何より、速度を上げようとしているのに、身体から遠いところを動かしては時間がかかります。速度が上がれば上がるほどピッチも上がる、ストライドも伸びる、これを身体から遠い末端を動かそうとしても、もう間に合いません。間に合わないとどうなるでしょう?

こけます。

こけないために今度は、ブレーキをかけるしかないですよね。重心は落ち、踵から身体より前に接地と、あれ?見たことあるこの走り…。と思われた方もいるでしょう。
 じゃあ、どうすんだよ!?となりますね 笑 

BPから始まるミニハードルに至るまで、こういった速く走れない負のスパイラルを脱出できます。が、やはり、ミニハードルに関しても脚を動かしている方が多いですね。かかわる脚は首から生えてるくらいの意識が、最初は必要かもしれません!ミニハードルも、サイクリングも末端ではなく、もっと根元を動かす意識で行う、脚はついてくる。
力を根元からONのタイミングで発揮する

もっと速く走りたいんだろ?動かすではなく動いている状態を手に入れろ

走りの学校 講師リーダー 平坂和弘

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