頭の中がこんがりやすいHSPやINFJは「シンプルに考える」「客観的に捉える」を実践すれば混乱を回避できる
不安は脳内で広がりやすい。脳内で広がった不安に全身が包まれた感覚になると、身動きが取りづらくなる。
現実に起こっていないのに「もしこの先、こんなことが起こったらどうしよう?」と考え不安にさいなまれることを予期不安と呼ぶ。
予期不安には根拠がないものの、不安を感じやすい人からすると、まるで将来必ず起こる現実のように思ってしまうので当人はつらい。
「あのとき言ったことで怒らせたかも?」「みんなに顰蹙を買ったにちがいない」などと脳内がグルグルしてしまうと前に進めなくなる。
そういうときにおすすめなのが、シンプルに考えること。そして腹をくくること。
「怒らせたかも?」と不安になったら、実際に相手が怒ってしまったら際の対応を考えておく。たいていの場合は、怒ってさえいない。怒ったとしても謝れば許してくれる。許してくれないのなら、しかたない。
こんな風に考えることで楽になれる。
不安が増幅するのは複雑に考えるからだ。
その手前で「なるようになるさ」と割り切ることで、不安に陥るのを避けられる。
不安になりやすいあなたは、相手の行動を客観的に記録することでストレスを減らせるだろう。
言葉や表情には噓が含まれることがある。
しかし、観察し続けた行動からは客観的事実を導き出しやすい。
あなたにとる行動だけでなく、その人が周囲の人にどんな行動をとっているかもじっくり行動する。
そのように客観的な情報を集めることで、主観よりも客観で相手を見られるようになる。
揺るぎない根拠というのは、客観的なデータで得られるかもしれない。
不安にさいなまれやすいあなたは、事象をシンプルにそして客観的に捉えることで、混乱を回避しやすくなるだろう。