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競い合いが苦手なHSPやINFJは「競争よりも没頭」を意識することで今より生きやすくなる
ほとんど会社勤めをした経験がない僕だが、2年間だけ会社に勤務していたことがある。
そこはIT系の企業だったが、人間関係がぎくしゃくしている場で「誰かが他の人のミスを指摘して失墜させる機会を伺っている」そんな嫌な緊張感が常にあった。
僕は末端だったため、社内で歯牙にも掛けない存在だった。それもあって、そういったバチバチの争いに巻き込まれることはなかったものの、当時「男たちはこうやって派閥を作り、追いつけ追い越せと競り合って生きているのか」と実感したものだ。
そういえばその会社で、こんなことがあった。
専門学校時代の友達として仲良しの同期入社したふたりの男性がいたのだが、彼らはやがて別々の派閥に所属しライバル関係になった。最後は片方が片方に思いっきり責任を擦り付ける形で、強引に会社を辞めさせたのだ。
そういった争いに明け暮れている様を横目で見ながら「醜いやりとりをしている」と感じていた僕は、この環境にずっと身を置く意味がわからず、やがて会社を辞めフリーランスで暮らすにいたる。
あのままあの会社で働き続けていたのなら、確実に病んでいただろう。
HSPやINFJで「競争社会が苦手」という人は多い。
そういう人が自分らしく生きられるチャンスが、だんだんと到来しているように感じる。
誰でも手軽にAIを使えるようになったことで、工夫をすれば家でひとり仕事をしながらでも暮らせるようになった。
今の時代は、競争ではなく没頭の方が重要だと感じている。
「時間を忘れるほど、何かに没頭する」
これを突き詰めた先に、その人の独自性が生まれ価値になる。
競争は相対的なところがあるが、没頭は個人的なものだ。
没頭できる対象がある人ほど、人生が豊かになる。
特に探究心あふれるINFJは、没頭できる時間を増やすことで日々のストレスを軽減できる。
「競争社会は疲弊するばかりで辛い」と感じているあなたは没頭できる時間を大切にすることで、可能性が開けるかもしれない。
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