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HSPやINFJの「心の知能指数(EQ)」が年々上がるのは、たくさん悩んで自己対話を重ねた結果かもしれないという話

「この人は、たくさんの悩みを乗り越えてきたにちがいない」と感じる人がいる。

自分に正直に生きて、強みだけでなく弱みをしっかり見つめる強さを持つ人ほど優しい。

反対に等身大の自分よりも大きく見せようとする人はどこか不自然で欺瞞に満ちている。過度に攻撃的な人というのは、自身の弱みを見つめる勇気がないゆえに、他責という悲しい選択をした人なのだろう。

EQとは、心の知能指数だ。

IQが先天性のものであるに対して、EQは後天的にどんどん上げることができる。

年齢を重ねることイコール精神の成熟とは限らないが、しっかり自分を対話をして自身を受容できた人ほど、丸く優しい雰囲気を醸すようになる。

悩んでる渦中というのは苦しい。

逃げたくなることもある。

弱い自分を認めるには、勇気が必要だ。心に痛みが走る場合は、自己対話のあとにセルフケアした方がいいし、ときには気が置けない仲間を頼ることも大事だろう。

EQが低い時期というのは、恐れが強く防衛的になりやすい。自己不信、他者不信はEQを下げやすいひとつの要素だ。

「いいこともあれば、悪いこともある。それはいずれも人生のサイクルに過ぎない」と人生を俯瞰で見つめられるようになり覚悟が定まるとEQはおのずと上がる。

EQを上げるためには、主観的なジャッジを手放すことかもしれない。

この文章を読んでくださっているあなたは、これまできっとたくさん悩みを抱えて、悩みの数だけ自己対話を重ねてきたのだと思う。

あきらめず自分と根気強く向き合い続けているあなたのEQは、これからもっと上がるにちがいない。

そしてEQが高まると、さらに他者へ寄り添える。

たくさんの悩みと対峙してきたあなたから放たれる言葉は、きっと人を癒し勇気づけるはずだ。

悩み抜いたあなただからこそ、人に活力を与える存在になれるのだろう。

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