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キャパオーバーしがちなHSPやINFJほど「2割の余白」を設けることで袋小路に迷い込むのを避けられる

これまでにあなたも心の器がひたひたになり、立ち行かなくなったことがあるかもしれない。

真面目な人ほど、心の器がいっぱいになりやすい。

どんなことにも真剣に取り組むので、手を抜くのが苦手というのもあるだろう。

キャパオーバーは、人生に対して愚直なほどがっぷり四つで向き合った人に起きやすい。

痛みを覚えながらも生き方を変えず、まっすぐに生き続ける人がいる。

自己受容は決して楽ではない。

ときに辛いことと対峙することもあるだろう。

自己理解が進むと、目を逸らしたいことを見つめなければならない。

真面目に生きると人ほど、ダメージを負いやすい。

逸らす術を身につけていないからだ。

しばしば心に痛みが走る繊細な人の、自己肯定感は低くなりやすい。

物事の解釈を歪め、自己を正当化するエゴイストやナルシストの自己肯定感の方が高いのは皮肉である。

しかし自己にしか関心を持たない人間は、自己としっかり向き合えていない。

彼ら彼女らの自己肯定感の高さは、偽りを含んでいる。つまり自信のカサマシされているだけに過ぎない。

そんな偽りの自信を手に入れた人間よりも、不器用で実直に生きているあなたの方が誠実である。

誠実な人は噓が下手だし、偽るのが苦手な分キャパオーバーを起こしやすい。

一度、キャパオーバーすると回復までに時間を要する。

そんなあなたに必要なのは、感じなくすることではなく選択肢を増やすことかもしれない。

繊細な感性というのは、あなたが持つ誇るべき長所なので、それ自体を変える必要はない。

ただし心の網の目が細かい人ほど、心の器がひたひたになりやすいため、キャパオーバーを避ける手立てがいるのも確かだろう。

・付き合う人を選ぶ
・付き合い方を選ぶ
・仕事を選ぶ

などを主体的に行うことで、人生の選択肢を増やせる。

豊富な選択肢がある人ほど、ゆとりある暮らしを送れる。

腹八分という言葉があるが、何事も2割の余白があれば安心である。

「どうしよう?」と焦ってしまうのは、2割の余白が確保できていないからかもしれない。

生真面目に全てと向き合う癖がある人ほど、視野が狭くなりやすい。

どこか「私にはこれしか選べない」と思い込んでいる節がある。

決してそんなことはない。

あなたは視野を広げることで、今よりもさらに豊かな人生を歩める。

今、あなたが行き詰まっているのなら、一度正しいと信じていることを手放してみよう。

そして、今までやってみなかったことを選び直すことで、新たな気づきが生まれるだろう。

その気づきこそが、ゆとりにつながるはずである。

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