HSPのルサンチマンは書くことで昇華できる!?
年々、良い人間関係が増えていき、だんだんと穏やかになっていく自分がいます。
十年前、二十年前と、かなりカリカリ、イライラしていました。今振り返ると、それは人間関係に恵まれていなかったからだと思います。
一時的にとはいえ家族が自己愛化したり、歪んだナルシシズムを持つ人に操作されている時期が長く、そのときの一部の記憶が長年のトラウマになっていました。
「自分を癒そう!」と決意し、そして「あの頃の自分と、今同じ境遇におられる人の少しでもヒントになれば」と電子書籍を一冊書いて出版しました。
著書の中では、長年のトラウマだったことにも触れました。
書いているときは、かさぶたがはがれてドクドクと血が流れ出しているような痛みもありました。
しかしトラウマに向き合い文章に書き起こした後、心がずいぶんと楽になったのです。
何度も苦しめられたトラウマが、書くことで昇華されたとわかったときは、喜びと安堵がありました。
HSPの方は、色々な場面で被支配的になってしまったり、誰かに懐柔されることがよくあります。
僕自身も、自分の脆弱性はよく理解しているつもりです。
ルサンチマンとは、ニーチェが作り出した言葉で、
弱者の強者に対するネガティブ感情。内攻的に鬱積した遺恨などの心理を指します。
HSPのルサンチマンは言語化し書いて他者へアウトプットすることで、昇華できる部分があるのかもしれないと、体験的に感じています。
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