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noteを通して深く“つながる”感覚「新たなテクノロジーと希望」

2023年の2月に始めたnoteで、たくさんの方とつながることができた。

来月でnote開始から1年になる。

「面白いと思ったことは、ひとまずやってみよう」というスタンスで生きてきた。実際にスタートさせると、予想だにしないことだらけだった。良い意味で。

人は所属するコミュニティによって見せる顔を変える。社会に息づく人間は多面的な存在なので、環境、状況によって顔を使い分けるのは当然だろう。

HSP気質であることを打ち出したことで、同じ気質、似た気質の人とつながることができた。

これはひとえにテクノロジーの恩恵だろう。

現実でも波長が合う人と出会えることはあるが、noteの出会いはアプローチそのものがちがった。

よほど親しい人にしか言わない自分の核や本質についての投稿が多いので、そこへ共感を示したり興味を持ったりしてくださる方は、その時点で深くつながれる確率が高まる。

HSP気質をリアルな場で伝えても、そもそもそういった気質を知らない人もいる。また「私はそういう気質を自認している人に対して懐疑的なの」と返されることだってある。

このように信頼関係や心理的安全が保たれていない現実の場での自己開示は、常に危険を伴うものだ。

人間の心に最もダメージを与えるのは孤独。断絶されているという感覚は、当人に深い悲しみを抱かせることがある。

例え離れた場所にいても、顔を知らなくても、テキストのみのコミュニケーションでも、noteを通じてつながっているという感覚があれば少し苦しみを和らげられることだってある。

つながり方は様々だ。

コメントこそ残さないがお互いのnoteを見てどこかで通じ合う感覚をお持ちの方もいるだろう。

そのあたりのファジーな自由さもnoteの魅力だ。

精神科医のカール・ユングは「私たち人間は、無意識の奥底でつながっている」という言葉を残したらしい。

これまでネットの暗黒面をよく目の当たりにしていたので漠然とだが「テクノロジーの進化は、人を不幸せにするのでは?」と感じていた。

きっと、それはちがう。

我々がまだ新たに出現したテクノロジーの適切な使い方を知らないだけなのだ。

noteを通じて深くつながっている感覚が、それを証明してくれている。

テクノロジーは「人を孤立させるためではなく、つながりを深めるためのツール」として進化していけば今より多くの人が緩んで笑顔が増えるだろう。

ツールそのものに良い悪いもない。「それを用いる人が最適解を知っているか?」こそが重要である。

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