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ワーホリ#21 クライストチャーチ大地震

そろそろお金もなくなってきてチャーチを離れることにした頃、大地震がチャーチを襲いました。

いくつか街を回ってから帰国しよう、と思い、電車やバスの予約を済ませていました。
そのチャーチを離れる1週間前、2010年9月4日早朝、それは起きました。僕の人生で経験した、おそらく最大の規模になると思います。

寝ていた僕は、すぐに目を覚ましました。
キッチンの方で、食器が割れる音が聞こえます。
しばらく部屋にいて、揺れが治まってから部屋を出ました。

フラットのオーナー夫婦も起きていて、外に出よう、と言うので一緒に出ました。
近所の人も出ていました。
しばらくして、もう大丈夫だろう、ということで部屋に戻って再び寝ます。

翌朝、キッチンは割れた食器で散らかっていました。
オーナー夫婦の旦那の方は、清掃の個人事業をしていたので、業務用の掃除機であっという間に片づけてしまいます。(笑)
(ちなみに、奥さんは大きい会社に勤めています。)

その地震では、奇跡的に死者が出なかったのですが、
(日本人含む多数の死者が出て、日本でも大きく報道されたのは、翌年2011年2月22日の地震)
液状化や停電、断水などの被害はあったみたいです。

以前、チャーチに来て、フラットを探した記事を書きましたが、
その時断られたフラットのある地域は、被害が特に大きかったらしいのです。

うちはと言えば、オーナー曰く、

この地域は、地盤がしっかりしていて、地価も高い、だそう。
建物の被害は、窓に亀裂が入ったくらいです。
ただ、隣の家は窓が全部落ちたそうですが。。。

おかげで、家の中では、以前とほぼ変わらない生活ができました。
なんか、守られているのかな、と思いました。

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街の中心部には、シンボル的な大聖堂があり、隣の高い尖塔には上まで上ったこともあります。

上りながら、「今地震でも起こって、崩れたらどうしよう」などと思っていました。
また、その大聖堂の前を、毎日のように通ってもいました。

帰国したのが、2010年10月。
上記した、多数の死者が出るなど、大きな被害が出て、大きく報道された地震が、
2011年2月。

テレビで、その尖塔が崩れているのを見たときは、とてもショックでした。

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