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世の中イカれてると思ったこと

小学4年生の時、いじめられていたクラスメイトが窓から飛び降りようとしたことがある。

僕は必死で止めた。

本当に死んでしまうと思ったから。

他のクラスメイトはみんな面白がって見ていた。

そして、中学生になって、クラスの人気者が「そういえばこいつ、〇〇が窓から飛び降りようとしたことがあって、その時に必死で止めてたんだぜ!本当に飛び降りるわけなんてないのに、必死になって面白かったわ!」って言われてクラスのみんなに笑われた。

どうやら僕はクラスの中で異常な人間らしい。



高校の時には、通りすがるたびに「死ね」とか「キモい」って言ってくる同級生がいて、体育の授業中に何十回も言われたからさすがにキレて、胸ぐらを掴んで「喧嘩売ってんのか?」って言った。

先生に止められて冷静になってすぐにその場から離れたくて逃げた。

頭を冷やして教室に戻ったら、自分が全部悪いことになってた。

悪口を言ってくるやつには友達がたくさんいたけど、僕には友達がいなかったから誰にも理解してもらえず、僕は「急にキレる頭のおかしい人」になった。


どうやら世の中は大多数の意見が絶対に正しくて、1人の人間がどんなに正しいことを言ってもそれは異常と捉えられるらしい。


だったら僕は異常者で良いと思った。

こんな人間になるくらいなら頭のおかしい人でいたいって。


そんな経験があったから、人が多い場所に行くととんでもない疲労感に襲われて、気持ち悪くなるし、頭も痛くなるようになった。

高校はなんとか卒業できたけど、大学には通えなくなってすぐに辞めた。

仕事にも支障が出て、人と関わらないといけないのは心の底から辛かった。

介護の仕事で、みんな優しくてホワイトな職場に入れたけど、それでも辛くて無理だった。

一回の仕事のたびに多大な疲労とストレスを感じてこのままだと死んでしまうと思って辞めた。

その人たちに復讐をしたいとかは思わないけれど、同級生だった人たちが普通に働いて、普通に生活できているのを見たりすると、理不尽で世の中おかしいって思ってしまう。



でも、良かったこともある。

大学を辞めて、社会のレールから外れたから、自分で考えて自分で生き方を選べるようになった。

誰かの意見に左右されることもないし、頼れる人がいない分、自分でいろいろ勉強して能力を高めることができるようになったと思う。

大変なことはとても多いけど、その代わりに「自由」を手にすることができた。


今、辛い思いをしている人はとても多いと思うけど、逃げ回っているといつの間にかそれなりに良い人生を手に入れられることもある。

そして、現代では科学の進歩によって不安・怒り・孤独・虚無といった苦しみの感情に対して、一段上の視点から対策を立てられるようになっている。

今後は苦しみから解放され、幸福になるための科学の知識を共有していこうと思っているので、よかったらTwitterとnoteをフォローしてくれるととても嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!








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