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【HSS/HSPのつぶやき】8歳で世界平和を願う子ども

こんにちは。
HSS/HSPのずぼらーまめ子です。

このブログでは、HSS型HSPであることを知ってから10年間試行錯誤して得たHSPノウハウをシェアしています。HSPの方には人生の参考に、HSPでない方にはHSP(あるいはHSS型HSP)である私の体当たりな人生を楽しんでいただけたら嬉しいです。

本日のお題

さて、本日のお題は「8歳で世界平和を願う子ども」です。
「え?誰のこと?」
と思われると思いますが

です。
はい。

「~しなければならない」続きだった子どもの頃


HSCだった私は非常に不安が強く、不安というかもはや「恐怖」を常に抱えていました。
たとえば
・横断歩道は白しか踏んじゃいけない
・このブロックは赤だけを踏む
・階段は2段飛ばしでないとダメ

一見すると普通の子どもと同じようですが、「失敗したらすることに対する恐怖」が半端なかったです。じゃあ、そんなルール作らなければいいじゃん、という話になるのですが、8歳の私にとってはそのルールも「作らないといけない」ものだったのです。

「死」という壮大な問題にぶち当たる


幼稚園の頃からこんな感じで見えない気苦労が絶えなかったのですが、小学生になると「死」という、なんとも壮大で手に負えない恐怖を知ることになります。

・死ぬってどういうことだろう・・・
・体がなくなってしまうんだろうか・・・
・記憶はどこにいってしまうんだろうか・・・

母親に聞いてみるも安心できる回答は得られず、毎晩ベッドで「死」について考えるようになりました。当時のわたしは科学では証明できないことも、信じていました。だから、「寝て起きたらどこか別の場所(アフリカとか)にワープしているかもしれない」と考えていました。

・戦争している場所で目覚めたらどうしよう
・貧しい国だったらどうしよう

どうもこうもあるか!実際に起きてから悩めばいいし、そういうことがあったら、その地でがんばって生きなさい!

とツッコミを入れたいようなしょうもない不安ですが、当時はこの答えの出ない問題と真剣に向き合っていました。

子どもなりの結論を出す


哲学者さながら考え抜いた結論は、毎晩あるお祈りをすることで折り合いをつけることにしました。そのお祈りがこちらです。

「世界中の皆さまがその場で無事に平和に幸せに生きていられますように。」

自分の死生感が世界平和につながるあたりにHSPらしい突拍子のなさが感じられますが、かれこれ10年近くこのお祈りを唱えていました。このお祈りを唱えることでなんとなく心が落ち着き、眠りにつくことができたのです。そんなお祈りをしないと安心して眠れなかった当時の自分を抱きしめてあげたい思いですが、当時は苦痛とは自覚せず毎日一生懸命に生きていたのを思い出し、微笑ましく思うかぎりです。


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