多彩な商品の買取・販売を行うリユース企業である株式会社トレジャー・ファクトリーの財務諸表(第30期第1四半期)を見てみる

今回は株式会社トレジャー・ファクトリーをEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2024年2月29日)が、72億9600万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2024年5月31日)は、78億4500万円と増加しているので、稼いでいる。当第1四半期連結会計期間(2024年5月31日)の負債合計(90億円)と純資産合計(78億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第1四半期連結累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年5月31日)が、10億3200万円だったのに対し当第1四半期連結累計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年5月31日)は、13億4900万円と増加しているので当第1四半期連結累計期間 (自 2024年3月1日 至 2024年5月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、リユース事業。連結売上が前年同期比24.5%増、単体の売上は同19.5%増、単体既存店が同8.1%増。カテゴリー別では、衣料は春夏物の需要の伸びを受けて前年同期比23.7%増。電化製品は、3-4月の新生活需要を取り込み、前年同期比16.6%増。また、外国人観光客向け販売の回復などから、ブランド品や腕時計などの服飾雑貨は前年同期比28.6%増、アウトドアやスポーツ用品が堅調なホビー用品も同54.7%増と高い伸び。また、連結のEC販売額は前年同期比30.9%増、単体のEC販売額は同29.9%増。仕入では、当期連結商品仕入高は前年同期比19.1%増、単体の仕入は同9.2%増。単体の買取チャネル別では、持込買取が同10.5%増と引き続き堅調に推移し、店舗以外の買取チャネルでは、宅配買取が同9.2%増、出張買取も同5.3%増と好調に推移。結果、売上高は10,017百万円(前年同期比24.5%増)、セグメント利益は1,820百万円(前年同期比25.1%増)。(その他)レンタル事業では、結婚式などのイベント需要などを取り込み、レンタル事業の売上は前年同期比17.1%増。結果から、売上高は405百万円(前年同期比35.9%増)、セグメント利益は48百万円(前年同期比11.1%減)。といったことが書かれている。

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