Amazon Web Servicesに特化したシステム開発会社である株式会社サーバーワークスの財務諸表(第25期第3四半期)を見てみる

今回は株式会社サーバーワークスをEDINETで調べてみることにした。

四半期連結財務諸表,バランスシート/BS

「四半期連結財務諸表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年2月28日)が、24億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年11月30日)は、29億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間の負債合計(65億円)と純資産合計(105億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年11月30日)が、4億8969万円だったのに対し、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年11月30日)は、7億1981万円と増加しているので、当第3四半期連結累計期間の営業の調子はよかったようだ。次に為替差益(営業外収益)と為替差損(営業外費用)が発生していたので過去の報告書を遡って調べてみることにした。2019年3月1日から2023年11月30日までをトータルすると、為替差益(営業外収益)の額が大きい。最後に報告書をみると、クラウドインテグレーションは新型コロナウイルス感染症の影響からの回復、更なるクラウド需要の加速に伴い、顧客獲得と受注が堅調に推移。結果、売上高は前年同四半期と比べると増加。リセールは、既存顧客からの継続的な受注及び大口顧客のAWS利用料の増加によりARPUが堅調に推移。新規顧客の獲得もあってアカウント数も増加、また、セキュリティを中心とするサービス・ソフトウェアのライセンス販売、自社サービスの販売も堅調に推移。結果、売上高は前年同四半期と比べると増加。MSPは、既存顧客からの継続的な受注により堅調に増加。また、大型顧客や案件に対しては専任チームを編成して対応等。標準対応以上のサービス提供をMSPの役割として担うことが増加。といったことが書かれている。


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