人工知能(AI)搭載のプラットフォームを提供するAppier Group 株式会社の財務諸表(第7期半期)を見てみる

今回はAppier Group 株式会社をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に資本の部で利益剰余金。前連結会計年度(2023年12月31日)が、マイナス84億円だったのに対し、当中間連結会計期間(2024年6月30日)は、マイナス80億円とマイナスが改善しているので、稼いでいる。当中間連結会計期間(2024年6月30日)の負債合計(95億円)と資本合計(335億円)のバランスをみると、資本合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前中間連結会計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)、4800万円だったのに対し当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は、4億1600万円と増加となっているので当中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)は調子がよかったようだ。最後に報告をみると、当中間連結会計期間の売上収益は15,524百万円(前年同期比32.4%増)。これは、アップセル・クロスセルによる既存顧客からの売上収益の拡大、地域及び顧客業種の拡大による新規顧客からの売上収益の拡大によるもの。また、2024年6月におけるARRは30,294百万円となり、2023年6月の22,465百万円からの成長率は34.9%。当中間連結会計期間の売上総利益は7,992百万円(前年同期比34.4%増)となり、売上総利益率は51.5%(前年同期は50.7%)。事業規模の拡大及び為替影響により、営業費用(販売及びマーケティング費用、研究開発費、一般管理費)の金額は増加し、対売上収益比率は前年同期の51.3%から50.1%へと、1.1%ポイント低下。研究開発費は為替影響及び生成AI等に関する研究開発活動の強化により、対売上収益比率が前年同期比で2.5%ポイント上昇する一方で、販売及びマーケティング費用と一般管理費の対売上収益比率は3.6%ポイント低下。といったことが書かれている。


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Kazutaka Kobayashi@論理的思考×課題解決
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