マヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーであるキユーピー株式会社の財務諸表(第111期)を見てみる

キユーピー株式会社をEDINETで調べることにした。

連結貸借対照表,バランスシート/BS

「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金。前連結会計年度(2022年11月30日)が、2035億円だったのに対し、当連結会計年度(2023年11月30日)は、2097億円と増加しているので、稼いでいる。当連結会計年度(2023年11月30日)の負債合計(1147億円)と純資産合計(3113億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

連結損益計算書

次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前連結会計年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)が、254億円だったのに対し、当連結会計年度 (自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)は、196億円と減少しているので、当連結会計年度の営業の調子は悪かったようだ。最後に報告書をみると、当連結会計年度の売上高は、海外の安定成長や調味料、タマゴ商品の価格改定による単価上昇などにより増収。営業利益は、主原料およびエネルギー・一般原資材の高騰影響を受けたことにより減益。経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益の減少により減益。といったことが書かれている。調味料を主力としているので、国際的な穀物・エネルギー相場の高止まりや高病原性鳥インフルエンザ感染拡大の影響などを受けやすい。

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