物流業務のアウトソーシング企業であるタカセ株式会社の財務諸表(第108期第3四半期)を見てみる

「タカセ 決算/3月期の売上高8.0%減、営業利益41.9%減」という記事が目についたので、タカセ株式会社をEDINETで調べることにした。

連結貸借対照表,バランスシート/BS

「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月31日)が、24億2108万円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)は、24億7300万円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)の負債合計(27億円)と純資産合計(70億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

連結損益計算書

次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)が、2億2970万円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は、1億2445万円と減少しているので、当第3四半期連結累計期間 (自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)は調子が悪かったようだ。最後に報告書をみると、セグメントごとの経営成績。総合物流事業は、収受価格の改定および新規顧客の獲得による増収要因はあったものの、前年上期まで続いた海上運賃の高止まりを受けた収受価格上昇の反動減の影響が大きく、輸出入貨物の取扱減少も続いており、営業収益が前年同期間と比較して11.5%減の60億55百万円。営業利益は、営業収益減少の影響により、52.0%減の90百万円。運送事業は、当事業が、総合物流事業に対する運送分野を担っております。営業収益は、一部業務取扱量が増加した顧客はあったものの、主要顧客における業務取扱量減少の影響が大きく、前年同期間と比較して10.7%減の2億27百万円。営業利益は、営業収益減少の影響を受け、前年同期間と比較して99.4%減の0百万円。流通加工事業は、当事業が、主に、総合物流事業に対する流通加工(倉庫内オペレーション)分野を担っている。国内物流業務取扱が堅調に推移し、営業収益は前年同期間と比較して2.2%増の7億71百万円。営業利益は、労務コスト上昇の影響を受けたものの、営業収益の増加によってそれを補い、前年同期間と比較して62.3%増の16百万円。といったことが書かれている。


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