愛知県内でスーパーマーケットを展開する株式会社アオキスーパーの財務諸表(第53期第3四半期)を見てみる

「アオキスーパー 決算/2月期減収増益、当期利益が黒字転換」という記事が目についたので、株式会社アオキスーパーをEDINETで調べることにした。

四半期貸借対照表,バランスシート/BS

「四半期貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前事業年度(2023年2月28日)が、187億円だったのに対し、当第3四半期会計期間(2023年11月30日)は、195億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期会計期間(2023年11月30日)の負債合計(100億円)と純資産合計(215億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

四半期損益計算書

次に四半期損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期累計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年11月30日)が、マイナス2億4200万円だったのに対し当第3四半期累計期間 (自 2023年3月1日 至 2023年11月30日)は、14億円と増加しているので、当第3四半期累計期間の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、顧客と共に紙資源の削減に取組むと同時に、お会計時における利便性の向上を目的として「アオキスーパー公式アプリ」と連携する電子レシートサービスの提供を3月に開始し、初回登録キャンペーンが奏功したことにより、11月末現在で7万7千件を超える登録数の伸び。また、新たな取組みとして10月より顧客と共に取組む食品ロス削減及び地域貢献活動プロジェクト「ハピタベ」を開始。加えて、11月よりアズパーク店にて、OniGO株式会社と提携して即時配達サービス「クイックコマース」を開始。店舗政策では、新設店として3月にあま坂牧店・4月に福徳店をオープンいたしました。これらの店舗では、水産部門とデリカ部門の連携を強め、季節や旬に応じた鮮度感のある総菜売場の展開や太陽光発電設備の設置によるCO2削減など、新たな取組み。販売促進策では、四半期に一度の大感謝祭・週に一度のジャストプライスセールや日曜朝市等の企画、及び生鮮食料品に強みを持つ食品スーパーである当社の特色を前面に打ち出し、月に一度、第2水曜日は鮮魚を中心とした「魚の日・新鮮大漁市」、第3水曜日は野菜や果物を中心とした「青果の日・青果大市」、29日は精肉を中心とした「肉の日」として、旬の食材やお値打ち品を多数取揃えた企画を継続実施。また、ポイントカード会員様を対象としたポイント〇倍デーや商品に応じたプラスポイント付与に加え、電子マネーの利用促進策として、チャージボーナス〇倍デーや抽選で電子マネーが全額戻ってくるキャンペーン等の企画を実施。加えて、8月から新たに各自治体が実施するQRコード決済によるポイント還元キャンペーンに参加し、お客様の利便性の向上に務める。以上の結果、当第3四半期累計期間は、営業利益14億15百万円(前年同四半期は営業損失2億42百万円)、経常利益14億79百万円(前年同四半期は経常損失1億82百万円)、四半期純利益11億13百万円(前年同四半期は四半期純損失2億43百万円)。といったことが書かれている。


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