漫画専門の古書店を運営する株式会社まんだらけの財務諸表(第37期)を見てみる

今回は株式会社まんだらけをEDINETで調べてみることにした。

・貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。資産の部から。まず商品及び製品(流動資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、90億4729万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、95億2693万円と増加している。次に現金及び預金(流動資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、8億4547万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、14億7019万円と増加している。次に売掛金(流動資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、2億9234万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、3億6002万円と増加している。次に前払費用(流動資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、5150万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、4576万円と減少している。次に未収入金(流動資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、3097万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、2974万円と減少している。次に原材料及び貯蔵品(流動資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、1822万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、1958万円と増加している。次に仕掛品(流動資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、257万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、476万円と増加している。次に建物(純額)(有形固定資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、26億4685万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、25億7894万円と減少している。次に土地(有形固定資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、22億1613万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、22億5121万円と増加している。次に工具、器具及び備品(純額)(有形固定資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、2億5245万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、3億3678万円と増加している。次に構築物(純額)(有形固定資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、1億9181万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、1億8016万円と減少している。次に機械及び装置(純額)(有形固定資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、7126万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、5833万円と減少している。次に建設仮勘定(有形固定資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、208万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、296万円と増加している。次に車両運搬具(純額)(有形固定資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、124万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、83万円と減少している。次にソフトウエア(無形固定資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、3173万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、3017万円と減少している。次に繰延税金資産(投資その他の資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、5億6614万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、5億7915万円と増加している。次に差入保証金(投資その他の資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、3億4620万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、3億6577万円と増加している。次に長期貸付金(投資その他の資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、1726万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、1857万円と増加している。次に長期前払費用(投資その他の資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、298万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、1346万円と増加している。次に投資有価証券(投資その他の資産)で前事業年度(2022年9月30日)が、66万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、103万円と増加している。

次に負債の部。短期借入金(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、26億6620万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、26億2440万円と減少している。次に1年内返済予定の長期借入金(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、9億3126万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、9億8691万円と増加している。次に未払法人税等(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、3億5035万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、5億233万円と増加している。次に未払金(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、2億6373万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、3億6808万円と増加している。次に契約負債(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、9440万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、4042万円と減少している。次に株主優待引当金(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、8978万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、8294万円と減少している。次に未払費用(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、6326万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、8638万円と増加している。次に1年内償還予定の社債(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、4000万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、4000万円と変化なし。次に預り金(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、3467万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、7730万円と増加している。次に支払手形及び買掛金(流動負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、1835万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、2140万円と増加している。次に長期借入金(固定負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、27億3186万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、24億5529万円と減少している。次に退職給付引当金(固定負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、8億1865万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、8億5242万円と増加している。次に社債(固定負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、8000万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、8000万円と変化なし。次に資産除去債務(固定負債)で前事業年度(2022年9月30日)が、5778万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、6189万円と増加している。そして、純資産の部で利益剰余金。前事業年度(2022年9月30日)が、65億5221万円だったのに対し、当事業年度(2023年9月30日)は、77億9405万円と増加しているので、稼いでいる。当事業年度(2023年9月30日)の負債合計(83億円)と純資産合計(96億円)のバランスをみると、純資産が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。まずは売上高合計は前事業年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)が105億円だったのに対し当事業年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)は128億円と増加している。次に売上原価合計は前事業年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)が48億円だったのに対し当事業年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)は58億円と増加している。次に営業利益は前事業年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)が9億3406万円だったのに対し当事業年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)は18億7414万円と増加しているので、当事業年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)の営業は調子が良かったようだ。次に当期純利益は前事業年度 (自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)が5億8748万円だったのに対し当事業年度 (自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)は12億4846万円と増加する結果となっている。

次に為替差益(営業外収益)と為替差損(営業外費用)が発生していたので、過去の報告書を遡って調べてみることにした。2018年10月1日から2023年9月30日をトータルすると、為替差益の額が大きい。最後に報告書をみると、売上高は前事業年度に比べ増加。主に新型コロナウイルス感染症の落ち着きから国内外からのお客様のご来店機会が増加したことで店頭販売が回復。強化しているまんだらけSAHRA(サーラ)を主力とした通信販売も堅調に伸びたことが理由のようだ。



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