言葉に救われたからこそ、言葉で支える人間になりたい。
いつだって、言葉の力に救われてきました。
3年前、ぼくが鬱になった時も。
鬱になった当時、医者からは「寝ることが仕事だよ」といわれました。しかし、頭の中は仕事・シゴト・しごと。
自分の分の負担を職場のみんなが肩代わりしてくれてると思うと、心から安心して寝ることができませんでした。
そんな病床に伏せっているとき、静かにでも確かに寄り添い続けてくれたのが本であり「言葉」でした。
今現在もプライベートや仕事で「疲れたな」と感じた時は、読書で癒されて明日への活力を得ています。
「言葉に支えられてばかりだ」
そう思っていた時に飛び込んできたのが、これまたとある言葉でした。2014年のバレンタイン広告 東京スカイツリーのキャッチコピー
『友達と登って、恋人と下りてきた。』
一瞬でスカイツリーから夜景を見渡す男女のシルエット、2人の関係性、そしてその将来までもが見え
「言葉ってすげぇ」
と思うと同時に「こんな言葉を紡げるようになりたい」と思い、コピーライターの本をたくさん読むようになりました。
今は、本職であるフリースクールの先生をしながら、真剣に言葉について学んでるまっ最中。
まずは生徒に刺さる言葉を、表現を、感情を、教育現場から見つけ、彼ら彼女らに日々伝えています。
言葉に救われてきた僕だからこそ、言葉の力を信じているし、子どもたちに、世界に還元していきたいんです。
そしてこれを形にするため、今年はキャッチコピー・ライターの勉強にとりくみ、賞や報酬という形として「ありがとう」を貰えるように動いていきます。
今年は学ぶ年。
自分のために。回り回って誰かのために。
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