見出し画像

週刊オールライター第28号 「SNS時代の今を生きる『会話下手』が感じる苦悩」

 こんにちは。HISASHINJOです。前回の臨時配信、驚かせてしまった方も多くいらっしゃることでしょう。5月11日という日にどうしても伝えたくて配信させていただきました。またトラウマを思い起こしてしまった方には心よりお詫び申し上げます。
今回は、会話が下手な私がライターになると決意してから今に至るまで感じてきたこと、特に「週刊オールライター」を始めてから何度も経験した大きな壁についてお話しします。

1. 作文は褒められるが会話は下手

 上に貼りました2つの過去記事は、「会話」「文章」について特集した記事です。私は、文章に関しては小学生の頃から褒められたことが何度かあり、特に意識はしてこなかったのですが、大学生になって鉄道雑誌の読者投稿のコーナーに何回か掲載させてもらった経験から「鉄道ライターになりたい」という夢を持つようになりました。しかしそれとは対照的に、私は幼少期から会話が苦手です。普段の会話でも頭の中で言葉を順序立てて話すことができませんし、相手が話している途中で頭の中で結論を先走って決めつけてしまいその場を混乱させることもしばしばです。

2. 会話下手にSNSは危険?

 私は大学1年の11月から Twitterをしていますが、今までに何度も思ったことの食い違いによる衝突を目にしてきました。また私はいくつかLINEのオープンチャットに入っていますが、そこでも思ったことの食い違いによる衝突を見てきました。それどころか私もよくやってしまいます。特に感情的になった時はそれが頻発します。また高校時代にはLINEの機能にあった「タイムライン」で暴言を吐いたことがきっかけでお目玉を食らいました。その経験と、今こうしてライターを目指す立場であることから思ったことですが、会話が下手な人はSNSをする際は慎重に検討しないといけないと思っています。私の両親はそれも全て見抜いていたのか、私が大学生になるまでLINE以外のSNSをさせてくれませんでした。実際に高校の頃、私の殿堂入りの推しがInstagramを始めたので入れて欲しいと頼みましたが、跳ね返されました。その経験から、Twitter開設まで大学生になった後もLINE以外のSNS禁止は続いているとさえ思っていました。

3. 会話にはあって文章面にはないもの

 「会話」と「文面」では最も大きな違いが1つあります。
それは
「感情の伝わり方」
です。
やはり、感情というものは相手の顔を見て声を聞いて声色を判断しないとわかりません。
いくらLINEで
「腹立つ」
とかTwitterで
「マジでキレた」
と書いても正確に感情が伝わっていません。その理由は、
文字には「声・音がない」
からです。感情を読み取る手段として最も最適なのは声だけですからね。
そのためメールを嫌って人と会って会話をすることを重視する人もいます。日本の有名人でそのわかりやすい例が、中居正広さんです。
中居さんは実際に
「メールやだ。俺は声を聞きたい。」
と言っているくらいですから。

4. 会話の苦手な男が生きるSNS社会のなかで目指す「ライター」という夢

 私は非常に感情的になりやすく、Twitterに怒りをぶちまけた結果、それが大きくいいねやリツイートされてしまったことも多々あります。今でもやってしまいそうになります。以前、SMAPに関して思うことがあって怒り口調の愚痴をこぼした結果、その投稿が106RT(リツイート)・4引用RT・879いいねを記録したことがあります。そのRTやいいねをした人のほとんどはSMAP好きをプロフィールで公表している人たちだったので、その当時は「炎上」と捉えていませんでしたが、さすがに今ではこれを「炎上」と捉えています。いくらなんでも言い過ぎでしたし、言った内容も極端すぎる言論でしたから。

このような大失敗をするリスクの高い「会話下手」。SNSとの付き合い方は今後の人生の中での大きな課題です。「相手が興味ありそうな話題を振って会話する」訓練以前に、SNSの使い方に厳しい制限を課さない限り生きていけないでしょう。私自身、このようなハンディキャップを背負いたくて背負っている訳ではありません。会話が苦手なことに加え、それに気が付かずに生きてきたツケが今こうしてブーメランとして跳ね返っている中でライターを目指すという非常に難易度の高い挑戦をしています。責任を持つために、一生訓練は続きます。

むすびにかえて

 いかがでしたか。今回は「こんなこと書いたら君にとって将来不利になるじゃないか」と思われても致し方のない内容でしたが、私が今直面している大きな壁を自分自身に言い聞かせる意味も込めて書きました。2回連続で重い話をしてしまってご覧になっている方から見れば驚かれたことでしょう。誠に申し訳ございません。

次回の配信は5/20になります。重い話と鉄道以外の話題が続いたので、「快速列車」に関するお話をしようと思います。
最後に、「スキ」「フォローをしていただきまして、このブラウザを閉じていただけると嬉しいです。

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?