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週刊オールライター第11号 「会話が苦手なせいで起きる弊害」

 こんにちは。HISASHINJOです。1月も半ばを過ぎ、大学入学共通テストを終えた方はこれから佳境に入っていくことでしょう。また、大学生の皆さんもレポートや試験に追われているのではないでしょうか。私もそうです。最近は図書館にこもってスマホをコンセントで充電しながら作業をすることが多くなりました。
先週14日土曜日は諸事情によりお休みしましたが、今回より再び毎週土曜日の配信に戻ります。配信お休みや臨時特別号配信の際は逐一お知らせいたします。

今回は少し重い話になりますが、私が常日頃感じていることについて書いていきたいと思います。

1. 「話すこと」と私

 オールライターの第2号で私は、「話すことが苦手で、その理由は言いたいことがたくさん頭の中で出てきすぎて『何を言えばいいか・どのように言えば会話が成り立つのか』がわからず、言葉の順序立てが出来ないから」と書きました。
これをもっと細かくいうと、私の頭の中は会話をする際、「言わなければならないこと」を思い浮かべるのではなく、なぜか「言いたいこと」を考え、そこから変な連想ゲームを脳が勝手に始めてしまうので、結局言わなければいけないことを伝えることができてないのだと思います。

2. Youtube番組の切り抜き動画を見て考えたこと 会話が苦手な人に起こりうる問題点とは?

 ある日私は中田敦彦さん(オリエンタルラジオ・RADIO FISH)、宮迫博之さん、山本圭壱さん(極楽とんぼ)が出演するYoutube番組「Win Win Wiiin」の切り抜き動画を見ました。その動画は、山本さんの相方である加藤浩次さんをゲストに迎えた回の切り抜きでした。
(以下、「」『』内は加藤さんの動画内での発言の引用ですが、一部改変しています。)

その動画の中で加藤さんは
「『加藤さんは言ってることは間違っていないし、面白いことも言っているけど、言い方がおかしいし、言葉が足りない。言葉にしないと伝わらないよ』と(多々言われた)。マネージャーにも言われたし、番組プロデューサーにも言われた。」
と言っていますが、私はこれに会話ができない私自身を当てはめ、そこから会話ができないとどのような問題が起こりうるかを考えました。
加藤さんはとても面白い発言や心に響く言葉を多く残されている方なので、会話ができない私自身を加藤さんに当てはめるのは失礼に値すると思いますが、私は会話が苦手な人に起こりうる問題点としてこのように考えました。

「会話が苦手だと、面白いことや間違っていない発言をしたとしても、言葉が足らなくてうまく伝わらず、『言い方がおかしい』と捉えられて逆に相手を怒らせたり悲しませたりする可能性がある

確かに考えてみれば私も同じ経験をしています。よく「ゴモゴモ言っててなに言ってるかわからない」と言われます。きっと前述の
「面白いことや間違っていない発言をしたとしても、言葉が足らなくてうまく伝わらず、『言い方がおかしい』と捉えられて逆に相手を怒らせたり悲しませたりする
状態が余計に続いたがためにより自信が無くなり、言い方がゴモゴモするようになってしまったのかも知れません。そして私はそれに気がつかず(またはそれを言い訳として)、直す手段を見つけることができていなかった(見つけようとしなかった)のです。

 また、「言いたいことは言え」と言われてそれに従ったとしても、逆に言い方を間違えればとんでもない事態を招きます。加藤さんも同じ経験をしたそうです。
同じ動画内で加藤さんは新婚の頃、奥様が作ったカレーがマズイと思った時があった話をしていました。
カレーがマズイと感じた加藤さんは
「これは言わないと」
と感じた加藤さんは奥様に
「おい、これマズイぞ。食べてみろよマズイよ」
と言いました。奥様は最初、
「そんなことないんじゃない?」
と返しましたが、加藤さんは
「いやどう考えてもマズイだろ」
と返したのでした。この返しを受けた奥様は
「いや浩次、アンタさ、言わせてもらうけどさ、私が料理作ってアンタ今『マズイ』って言ったけど私ね、浩次がテレビでスベってる時『つまんない』って言ったことある⁉︎
と激怒したそうです。私は話を聞いてグサっと心に刺さりました。
この加藤さんの経験は
「言い方を間違えた末路」
のとてもわかりやすい例です。スタジオでは笑いが起きていましたが、私には衝撃でした。
加藤さんは
「これに逆ギレして1週間家出した」
と笑い話にしていましたが、会話自体できていない私には重くのしかかったため、笑えませんでした。
加藤さんはこの一件で
言い方はすごく大事
と学んだそうです。

※該当する動画はこちらです。

3. 問題点のまとめと「会話の訓練方法」

 動画を見た私は
・「会話が苦手だと、面白いことや間違っていない発言をしたとしても、言葉が足らなくてうまく伝わらず、『言い方がおかしい』と捉えられて逆に相手を怒らせたり悲しませたりする可能性がある
・「言いたいことは言わなければ伝わらないのは当たり前だが、言う内容を間違えてしまうとさらに相手を怒らせたり悲しませるなど、事態はより最悪になる
という2点がわかったのでこの2点を踏まえ、
「会話が苦手な人に起こりうる問題」
をまとめ、
「会話の訓練方法」
を考えました。

 まず、会話が苦手な人に起こりうる問題は
「(言いたいことは言わなければ伝わらないので)言いたいことが面白い発言や間違っていない発言だったとしても、自分に自信が無かったり会話の知識不足で言葉が足らなくてうまく伝わらず、逆に『言い方がおかしい』と捉えられて相手を怒らせたり悲しませたりする可能性があり、なおかつ言い方にも気をつけないとより相手を怒らせたり悲しませる可能性が高い」
ということです。
言いたいことが多かろうとなんだろうと、相手に
「言葉が足りないから何が言いたいのかわからない」
「言い方がおかしい」
と捉えられたらその時点でアウトです。

次に、会話の訓練方法についてですが、私が大学で教わっているある先生に教えられたものを私なりに解釈したものなので半信半疑な部分もありますが、その先生の言っていることに間違いはほぼない(そうであって欲しい・・・)ので載せておきます。
 その方法とは
「友達・親・親戚を使い、相手が興味を持っていそうなことを話してみること」
です。
自分中心で考えているから会話が成り立たない、と先生はおっしゃっていました。確かにその通りです。
振り返ってみても、会話の際に私が思っていることは
「オレが何を思っているか」
「オレはどう思うか」
ということだけ。
少し難しい話かもしれませんが、
「会話は『相手がどんなことに興味を持っているか』ということを考えてするもの」
と先生は言いました。
私も「ジコチュー」では行かずに、他人のことも考えてみようと思います。
(ごめんなさい秋元先生・・・)

余計なことを言ってしまう場面が非常に多いせいで、ルールを守っているのに守っていないと勘違いされるケースもあります。
創刊号で特集した大回りをリベンジするとなった際、母からものすごく心配されましたが、その理由の一つがまさしくこれです。
(写真はリベンジ大回りの際に府中本町で撮影したもの)

4. メモ帳・手帳を持て‼︎

 これは私の経験なのですが、私は言いたいことを可視化すればだいぶ楽なので
「メモ帳・手帳」は必需品です。人によって差異はありますが、私は会話ができず苦しい思いをする方には、メモ帳・手帳を購入することを強くお勧めします。
私は高校の頃、学校から手帳を支給されていましたが、会話ができないなりの対策も何も考えずただ息するだけの大馬鹿者だったので、活用することなく白紙状態のまま捨てました。しかし、大学生活をする上で大きく人生が変わりつつあるいま、メモ帳・手帳の重要性に気づかされ、冬休み前に購入しました。メモ帳・手帳の重要性に気がついた理由は、Wi-Fiが飛んでいない等の理由でパソコンが使えない状況で電話する際にカレンダー機能が塞がれて予定を書き込めず、予定をすっぽかしそうになって困ったことが多々あったからです。

常に携帯する癖を持たせる努力をしています。
今のところ、大学通学時は携帯できています。
今後はプライベートの外出で使うサコッシュやアルバイトの際に持っていくリュックに入れる癖をつけていきます。

5.むすびにかえて さよなら「しゃべ鉄気分」

 いかがでしたか?
「会話が苦手」ということだけで大きな損を被ることもある私ですが、勉強と対策に気が付く機会を得て、今こうして改善へ進んでいます。
(私が紹介したのはほんの一例にすぎません。)

 さて今回は最後に、私はあるコンテンツにお別れを言わなければなりません。そのコンテンツは
「しゃべ鉄気分」
です。
「しゃべ鉄気分」とは、CS放送の専門チャンネル「鉄道チャンネル」が展開していたYouTube・LINEライブ配信のコンテンツのことです。
この「週刊オールライター」は、創刊以降、完成する度にTwitter上で「#しゃべ鉄」をつけて投稿し、取り上げてもらっていました。私の夢とそれに向かっている訓練をしているアピールの場所として使っていました。
この配信には、鉄道ライターの蜂谷あす美さんがレギュラー出演されているほか、稀に同じ鉄道ライターの伊原薫さんも出演されていました。私は鉄道ライターを目指している上で私の夢をアピールできるこの上ないチャンスだと思い、宣伝させてもらっていました。
しかし残念なことにこの「しゃべ鉄気分」は、2023年3月の「LINEライブ」サービス終了などの理由から、2023年1月25日配信をもって終了してしまいました。
とても残念です。

ですが、夢の実現のためにこのコンテンツ上で
「鉄道ライターになる」
と2022年言ったからには、その夢の実現に向けた努力をしなくてはいけないと、自己を奮い立たせるきっかけにもなってくれました。

本当に今まで「しゃべ鉄気分」、ありがとう。

終了を知ったとき、私は大学近くの飲み屋で飲み会に参加していました。
本当に悲しいです。

 最後までご覧いただきありがとうございました。よろしければ「スキ」「フォロー」もよろしくお願いします。また、Twitterもやっていますのでそちらのフォローもよろしくお願いします。次回の配信は1月28日、「1月のまとめ」になります。お楽しみに。

それではまた。

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https://twitter.com/HISASHINJO

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