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HS書架から、初めてのごあいさつ

はじめまして!HS書架代表の春紫苑です。

HS書架って聞いたことないな。って思ったそこのあなた!
当然です。だって2022年、つまり今年の4月1日に「始めます」告知を行ったばっかりなんですから。

ところで「HS書架ってなんぞや?」と疑問に思われたことでしょう。
ちょっとでも興味をお持ちいただいた、あなたのために説明させてください!

HS書架とは、自分の作品を出版するため、わたくし春紫苑がたちあげた個人の小説出版レーベルです。

カッコよくいえば、

  • 岩波現代文庫

  • 講談社文芸文庫

  • 角川文庫

なんかと同じですね。

とはいえ私の書く小説は文芸(文体で魅せる昔ながらの小説)ではなく、いわゆる「ライトノベル」と呼ばれるエンターテイメント性の高いものなので、

  • 電撃文庫

  • 富士見ファンタジア文庫

  • GA文庫

のようなレーベルに近いのですが。

じゃあ既存のレーベルから出版すればいいって?
確かにその通り。私も「小説家になろう」や「アルファポリス」、「ノベルアッププラス」などの小説投稿サイトに小説を連載し、出版社に拾い上げていただくことも期待しました。

それと同時に各投稿サイトで行われる賞にも参加して、あわよくば入賞し書籍化を狙ってみたりもしたのですが、これがさっぱりだったんですね。

もちろん世に小説を出したい人なんて、星の数ほど存在するので、その中の一人に入ることは至難のことだと、承知しているつもりです。しかし各小説サイトの傾向を見てみると、人気のある小説ジャンルに私が目指すものが果たしてあるのか疑問でした。

HS書架を立ち上げるきっかけ

さらに昨今の出版事業を鑑みると、紙の書籍、特に国内で小説の売上は年々下降しています。そのため作家や作品を広めるための体力を、出版社側が持ち合わせていない。正確には売れるかどうかもわからない無名作家に、そこまで資金を投入することができない。

これは、ある小説投稿サイトのコンテストに参加することで、実感したことです。結局は作家側の努力(主に広報宣伝活動)が、結果に大きく影響を及ぼしている。

それなら、いっその事みずから自分の作品を売るために努力するほうがいいのではないか、と。

しかし私がいくら息巻いたところで、この想いに共感し協力してもらう人がいないと成立しません。幸い私の周りには、イラストレーターさんの人脈もあり、広報活動を支えてくれる人もいました。

このような幸運もあり、春紫苑自身をブランドとするレーベル、HaruSionレーベル=HS書架(作家春紫苑の本棚)プロジェクトをスタートする決断をしたのです。

実際にHS書架を立ち上げてみた感想

まだ一作も世に出していないので、大きなことは言えませんが(笑)、自分の本を自分で売るとなると、真剣度が格段に上がることは実感しています。

なぜなら自分の本が売れない原因は、すべて自分の責任だからです。小説のクオリティはもちろんのこと、広報の仕方、小説を魅力的に彩る(イラストレーターさんの選別を含めた)イラストの指示や販売の戦略など、誰の責任にもできないのです。

でも、だからこそやりがいもあります。実際売れるためにどうすればいいかなんて、どこかの出版社さんから書籍化できたとして考えたかどうかも疑わしい。とともに、声をかける担当編集者さんが、どれほどの想いをもっているのかも実感しています。

そしてイチから作るモノづくりが、これほど楽しいことを、いまさら体感しています。もちろん作家本人がすべきは作品の執筆なのですが、書籍がどんな形で読者のもとに届くかを想像するのも、とても楽しいのです。

それが自分で具体的にイメージし、指示したとしてもその形に出来上がるのを想像するだけで、とてもワクワクします。モノづくりが好きな人は、ぜひとも一度体験することをオススメしますよ。

HS書架noteの活用について

HS書架のnoteでは、作品出版の情報や活動報告のほかに、個人出版レーベルを立ち上げるために一から作っていく過程を記事にする予定です。

具体的には、次のような内容を想定しています。

  • 経験ゼロからのレーベル用Webサイト作成レポート

  • 電子書籍を出版するまでの道のり

  • 経験ゼロでもできる、紙書籍の作成

  • 書籍を実際に売るため、HS書架がやったこと

個人出版レーベルを立ち上げたい方のために、私を踏み台にしていただける記事を書いていくので、ちょっとでも興味のある方はご一読いただけると嬉しいです。

以上、ごあいさつが長くなりましたが、お付き合いくださりありがとうございました。

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