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次の次の紙幣の人物予想

先日、2024年を目処に新しく採用される新紙幣の人物として、渋沢栄一と津田梅子と北里柴三郎が発表されました。

いずれも明治時代の偉人であり、紙幣に採用されてしかるべき人だと思いますが、明治時代の人物がこれまでもずっと選ばれてきています。2040年代に出てくるであろう、次の次の紙幣のデザインではもう少し後の時代、大正や昭和の人物が選ばれるのではないでしょうか。そこで勝手に想像してみます。

まず一人目。野口英世、北里柴三郎と理系の著名人が選ばれてきていますので、「湯川秀樹」と予想します。戦後の打ちひしがれた日本人に光を与えた、日本人初のノーベル賞受賞者として紙幣の人物としては申し分ないでしょう。

二人目にはこれも日本人初のノーベル文学賞受賞者である「川端康成」はどうでしょうか。文学者も夏目漱石、紫式部、樋口一葉と選ばれていますので結構あり得るのではないかと思います。

三人目としては、上記二名が男性でしたので女性が一人は選ばれるはずです。紫式部、樋口一葉、津田梅子と女性の採用も続いています。女性で大正から昭和前半くらいまでで、文学と理系を外した分野から選ぶとなると・・・前畑秀子はどうでしょうか。日本人女性として初の金メダリストです(水泳200m平泳ぎ)。スポーツ界から紙幣デザインに選ばれた人はいませんが、あってもおかしくない時代でしょう。惜しむらくはナチス体制下のベルリンオリンピックということですが・・・彼女やスポーツに罪があるわけではありません。

抑えとして、女性文学者である与謝野晶子・平塚らいてう・金子みすゞ、あたりもありそうです。平塚らいてうであれば文学と女性参政権運動による政治分野もカバーできます。文学者の大穴としては小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)というのもアリではないでしょうか。日本に移住している人も2040年代には相当数いるでしょうから、そういった人達の先達にも当たります。

ただ、そもそも2040年代頃になったら現物の紙幣そのものが廃止されている可能性もありそうですが、その時は電子マネーのデザインということにしてしまいましょう。

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