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読んだ本(2024年2月前半)

ヘッダー部分のイラストは内容に関係ない。フォトギャラリーを探していたら可愛らしいアルパカがいたので使ってみた。
2月もそこそこ読んだので前後半で。15日までの読了本。


侮るな東京の山 / 金邦夫

kindle unlimitedから。読みたい本リストに入れていたが地元の図書館蔵書にないのでブックオフで安く見つけたらくらいの感じでいたら、unlimitedのリストで発見したので読み始めた。
警視庁の山岳救助隊を長く務めた人の著書。以前も山岳調査の本を読んでいるがあちらは民間団体で警察・消防の初動捜査が終わった後の継続調査をする話がメインなので遭難者が亡くなっている話がほとんどであるが、こちらは生きて救出する話もあるし、山での犯罪の話についても載っている。

知って開運!神社仏閣めぐりのコツ / 桜井識子

市立図書館の新資料の情報を見ていたら発見したので借りてみたもの。
参拝の際のマナーや知識等を期待して借りたが、それらは多少書いてあるもののスピリチュアル系の雰囲気の話の方が多く期待のものとは違った。著者紹介に書いてあるが親族に霊能者や審神者がいるような環境でそだった人とのことなので、そういう内容としてとらえた方がよい。中身の正確性についても多少疑問符がつくものもあり。
文字のページもあるが、ほぼマンガ本。

キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ / 横山信弘

これもkindle unlimitedから。ただし元から読みたい本リストいは入れていたし、市立図書館に紙の本がある。
コミュニケーションスキルのHOWTO本であるが、何かタイトルと中身の違和感が拭えない。
あと同じことを言い方を変えてページの水増しをしている感がある本。

八日目の蝉 / 角田光代

市立図書館で借りてきた。電子書籍を多く挟んだがやっぱり紙の本は良い。
この作品は過去に地上波テレビ、映画の両方で映像化されている。どっちも見てないけど、キャスト的には映画の方が良さそう。檀れいより永作博美の方が幸薄そうな雰囲気持っているし。
内容はセリフ少な目で地の文による描写で淡々とすすんでいく。初出が新聞連載らしく、言われてみればなるほどという感じではあるが書籍化されたものを読むと何か違和感というか足りなさを感じた。
まあ、なんというか(2章の)主人公である恵理菜(薫)に人間味がない。犯罪被害の後遺症というか心理的ストレスの影響なんだろうといえばしょうがないんだけど、感情移入ができない。物語の全体的に1章の希和子と2章の恵理菜をずっと俯瞰的に見ているような何か入り込めない感じで読み続けた感じた。
ただし最後の方で恵理菜の妊娠が発覚して、親子の情を理解し始めたあたりで多少救いが感じられた。

自力で下げる尿酸値 / 大山博司

健康診断で十数年一貫して尿酸値が高い(健康状態によっては6mg/dL台になることもあるが基本的に7~8mg/dL)ので、図書館の新刊で購入されたタイミングで読んでみた本。
内容は病院でもらえる資料やネットで得られる情報と変わらないが、それを一冊にうまくまとめた本である。すでに高尿酸血症で知識がある人は今更な内容であるが「今年の検診で初めて異常がでた!」みたいな人には適した一冊。

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