見出し画像

バズフィードを辞めてメドレーに入社したのにバズフィードでバズった話とか

こんにちは、メドレーの石井です。

2022年1月末でバズフィードを退職し、2月からメドレーという医療介護求人サイトを運営する会社で働いています。未経験の分野に四苦八苦する毎日ですが、優秀な同僚たちのおかげで少しずつ慣れてきたところです。

僕を知る人は「なんでお前が医療介護?」と、思ったことでしょう。その理由は後々赤裸々に書いています。

転職ってそれなりに気力を使いますね。新しい会社がどんな雰囲気で、どんな人が働いているんだろう……みたいな不安。ということで、入社前にみんなのエントリーをしこたま読みました。

会社のことはエントリーでだいぶ把握できました。いろんな会社からいろんな経歴の人がきて、いろんな仕事をしています。

自分の経験も残しておいた方がいいよなと思ったので僕も書きます。いつか誰かの役に立つことを願って。

最後に大事なお知らせがあります。気になる方は目次からぶっ飛んでそこだけ読んでください。

バズフィードで何してた?

バズフィードではエディターというポジションではありつつ、営業っぽいことも担う自由な立ち位置にいました。

企業取材をしてみたり、クイズ・診断を作ってみたり、広告メニューを作って売り込んだり。時には番組MCもやりましたし、映画声優なんかも経験しました。

僕は福島浜通り出身の半被災者なので、その立場から記事を書くんてこともしたっけな。

最後の仕事は福島県の郷土料理を紹介するというもの。退職後の2月初めに記事が公開され、Twitterで少し話題になったんです。

ネットの話題が呼び水となり、福島テレビで取り上げられました。

転職直後に前職の記事でバズるなんて、珍しいこともあるものだなぁ。

そう思っていた翌週のこと。

5年前に書いた「福島の方言クイズ」が何かの拍子に拡散され、Twitterトレンドに載りました。するとまた、福島テレビの同じ番組で取り上げられたんです。

疎遠になっていた地元民からは「テレビ見たよ」「バズフィードっていう会社で働いてるの?」「その餅どこで食えるの?」などの連絡をもらいました。こんなところでテレビの影響力を感じるとは思いもしませんでした。

バズフィードで働く中で、自分の境遇や経験に"視点"を加えるとコンテンツになることを見つけました。たしかGOの三浦さんも「Life Is Contents」みたいなこと言ってた気がします。

まさに人生はコンテンツ。それはメドレーにつながっていきます。

なぜメドレーに転職したのか

エンタメ界隈から医療福祉分野に移籍する人は珍しいと聞きます。ではなぜメドレーに来たのか。単純に人のためになる仕事がしたかった。そして我が子のためになる仕事がしたかったからです。

僕には3歳の娘がいます。彼女は先天性異常症候群と重度の心疾患を抱える、いわゆる医療的ケア児(医ケア児)というやつです。振り返ると、笑いと血と汗と涙に溢れた3年でした(比喩ではない)。

これまでたくさんの人に出会ってきました。さまざまな専門分野の医師たち。看護師さんや医療ソーシャルワーカーさん。訪問看護ステーションの言語聴覚士さん、理学療法士さん、作業療法士さん。障害者保育園の保育士さんをはじめとしたスタッフのみなさん。

多くの方々が子どもの命とわが家の生活をつないでくれました。そのお陰で今も楽しく過ごせています。

画像1
今では元気にブランコ乗れるよ

この子と生活する中で「こんな僕でも医療福祉に還元できることはないか」「仕事を通して医療福祉に貢献することが、巡り巡ってこの子のためになるのではないか」と考えるようになりました。

そんな折、メドレーの採用担当から声がかかったのです。

「メドレー……? 知らないけど、なんか聞いたことあるぞ」スマホで検索してみると、とあるニュースが出てきて「あぁ!あの!」てなりました。

実際はこのような会社です。

会社HPを開いて目にとまったのが、企業ミッションの「医療ヘルスケアの未来をつくる」でした。素直にいいなぁと思ったのを覚えています。

医療の進歩と高度医療施設の整備が進み、これまで助かることのなかった命が救われるようになりました。中には医ケア児も多く含まれます。それは僕たちのようにサポートを必要とする方も増えているということです。

「医療ヘルスケアの未来をつくる」ことは、その先にいる患者や利用者、そしてその家族が安心して暮らせることにつながるかも知れない。自分の境遇や経験を記事にすることが誰かの役に立つかもしれない。いつかできたらいいなと思っていたことが、この会社でかなえられるかも。

 そう考えたら転職しない理由がないんじゃないか。というわけで、不惑を目前にコンフォートゾーンを超えてみました。

メドレーで何やってんの?

メドレーのオウンドメディアなるほどジョブメドレーの編集を担当しています。

なるほどジョブメドレーTOP
なるほどジョブメドレー

入社直後はさまざまなタスクをこなしました。中でも「正気かな?」と思ったのは、なるほどジョブメドレーの全記事を読まされた事ですね。

おそらく1,000本以上あったな。1ヶ月半、毎日記事を読みました。

おかげでさまざまな職種や制度を知ることができました。が、最初に知ったことが確実にこぼれ落ちています。なんせ1,000記事ありますから。知りたくなったらまた読みます。


で、今はこんなことをしています。

医療介護職の解説

医療・看護・介護職を目指す方に向けた職種解説記事を書いています。解説するくらいですから、準備段階で広く深く調べ、腹落ちさせてから構成します。

なるほどジョブメドレー編集部はマニュアルの整備っぷりがすごいです。考え方、書き方、製図の仕方が細かくドキュメント化されています。初めての方でも安心。改めて学ぶことも多いです。

実務者インタビュー

働く方の匿名インタビューです。なるほどジョブメドレーの特徴のひとつは、こういったインタビューで給与情報を聞くこと。お金が全てではありませんが、仕事を選ぶ指標として報酬は大切です。

この業界で働く人たちを取材して気づいたのですが、医療福祉従事者の話は想像していたよりずっと面白い。

資格取得の悲喜交々、予想外の職歴・経歴、生々しい現場の話、どのエピソードも興味深いです。

とある社会福祉士は「高齢者からの相談の“主訴の裏側”にある課題を見つけることが大切」と話していました。こういった真摯な姿勢に胸を打たれます。

同僚が取材した元国試浪人生の取材記事です。試験に落ちた心情、それからの奮起に胸が熱くなりました。

合格者の勉強法を知れるので、国試を受ける方にとって役立つコンテンツです。

これから何すんの?

引き続き医療福祉従事者に話を聞いたり、SNS施策を考えたり、記事の見せ方を工夫しながら、著名人へのインタビューを始めていきます。

我々の仕事は、人様の人生の一部を切り取ってコンテンツ化させていただくというもの。「話してよかった・読んでよかった」と思える記事を、編集部の仲間と作っていきます。

SNSもあります。フォローしていただけると嬉しいなぁ。
Twitter
Instagram

取材を受けてくれる方、一緒に働いてくれる方、いませんか?

なるほどジョブメドレーの記事をきっかけに、新しい仕事に出会ってもらえたら嬉しいです。

医療福祉職の皆さん、ぜひとも話を聞かせてください。取材協力者はいつでも募集しています。もし知り合いがいたら紹介してください。これからどんな話が聞けるか楽しみです。

そして株式会社メドレーで働いてくれる仲間を募集しています。

編集、エンジニア、デザイナー、マーケ、事業開発……ぜんぜん人が足りていません。医療福祉分野に興味がある方、一緒に働いてみませんか?

リファラル採用というおいしい制度もあります。興味がある方は連絡ください。

↓↓↓タップすると募集一覧に飛びます。ぜひ覗いてみてください↓↓↓

めっちゃ多っ


この記事が参加している募集

#入社エントリ

2,950件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?