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DINKsの選択:私たちの考えと周囲の反応

私の名前は石井ハルキ。そして私の妻と私は共にDINKs(Double Income No Kids)、すなわち夫婦二人ともが収入を得ながら子供は持たないというライフスタイルを選択しています。

珍しい選択ではないかもしれませんが、社会的な期待や伝統的な家庭像からは逸脱したライフスタイルとも言えるでしょう。それぞれのライフスタイルにはメリットとデメリットが存在しますが、今回は我々がなぜこのライフスタイルを選び、それが我々の日常や価値観にどのような影響を与えているかについてお話ししたいと思います。

①:子供に対する考え方

DINKsにとって一番の議題に上がるのは子供に対する考えだと思います。最初に明確にしておきたいのは、私たちは子供が嫌いというわけではない、ということです。我々の選択は子供への嫌悪からではなく、自由な時間の持てる生活や経済的自由、そして社会的責任としての子育てをしないという選択でした。

子供がいないということは、私たち自身の時間や金銭的資源を自由に使えるという意味でもあります。これは趣味に時間を費やすことができるということであり、休日を思う存分楽しむことができるということでもあります。我々はこの選択により、一緒に過ごす時間を大切にし、自分たちの生活を充実させることができています。

他方、子供を持つことの意味というものもお互いの妹たちから学ぶことがあります。もちろん、当事者でもなく、実際の私たちの子供でもないのであくまで想像ですが、子供を持つことの喜びと同時に大変さも同居しているというのを見ていて感じます。

②:周囲の反応

周囲からの反応は非常に幅広く、私たちの選択を理解し支持してくれる人もいれば、一般的に子育てが人生の一部とされる社会において、子供を持つことが人間の責任であると強く信じる人もいます。しかし私たちは、社会的なイメージや期待に流されることなく、自分たちの価値観を大切にし、自分たちの人生を自分たちらしく生きることを決めました。

ただ基本的に人間関係が狭い私たちですから、理解し支持してくれる人がほとんどです。子供を産んだ方がいいとか、産まなきゃダメだ!というような強迫してくるような人がいないことは私たち夫婦にとって良いことだと感じています。

③:DINKsとしての生活

私たちがDINKsライフスタイルを誰かに推奨するつもりはありません。なぜなら、子供を持つ、育てるという選択にはそれぞれの人に適した役割があると我々は考えているからです。それは個々の思想やスキルによるものであり、すべての人が同じ選択をする必要はないと考えています。

私が伝えたいのは、子供を持つか持たないか、それぞれが自然に受け入れ、自分の選択を尊重することが大切だということです。私たち夫婦は、子供を持たないことが自然だったので、ほとんど悩むことなく前に進めました。

自分の人生の責任を持つ

子供を持たないことの選択は一般的には勇気がいることなのかもしれません。しかし、今まで述べてきたように、私たちにとっては子供を産みたいと思う人が自然にそう思うように、また自然なことでした。

大事なのは自分がした選択に自信を持つこと、そして自分の選択に理解のある人を見つけることです。これは簡単なことではありませんが、自分らしい生活を生きるためには非常に重要です。その選択が自分自身の幸せにつながると信じ、自分の選択を大切にすることが重要です。

私たち夫婦がDINKsとして選んだライフスタイルは、我々にとって最善の道でした。これを読んでいるあなたがどの道を選ぶにせよ、自分の選択を尊重し、自分らしい人生を謳歌して欲しいと思っています。我々の経験が少しでもあなたの選択の参考になれば幸いです。

我々がDINKsとして得た自由や可能性が、あなたにとっても同じように価値のあるものとなりますように。

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