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シンプルに考える。〜うまくいかないときの処方箋〜

人生生きてたら、そりゃあうまくいかないことだってあります。
今日はそんなうまくいかないときほど陥りやすいことについて、私自身がぼんやり考えていることを書いていきたいと思います。


うまくいかないときに陥りがちなこと


自分の実体験からなのですが、うまくいかないときほど、成果を出すまでの道のりが遠く感じたことはないですか?
全然成果が出るイメージが沸かないというか、どうやったら成果が出るのかわからなくなるというか。

大なり小なり誰しもがそういう経験をしたことがあると私は思っているのですが、これは成果を出すまでの道のりが遠くなっているのではなくて、そこまでの道のりを複雑に考えてしまうことから陥ると考えています。

今からその原因について書くので、もし今後成果が出るイメージが沸かないときが来たり、スランプに陥ってしまったりした場合にはこの記事を思い返して少しでもそこを脱するきっかけになるといいなと思っています。


原因は主に3つある


物事がうまくいかないときに複雑に考えてしまう原因は3つあると思っています。
もしかしたら他にもあるかもしれませんが、大体この3つに集約されると思います。全てに共通することですが、真面目な人ほど陥りやすいのが特徴です。

①プロセスに囚われすぎている

1つ目は「こういう手順で進めなければならない」とプロセスに固執しすぎるパターンです。
良くも悪くも日々の業務はいくつかの段階に分かれていて、それを一つずつ対応していくことで前に進んでいきます。
しかしSTAGEの今のフェーズでいうと、黙っていても常に業務が増え続けることは目標を考えれば明らかで、プロセスに囚われすぎていると業務時間が増え続けてしまうだけでなく、最終的な成果までの道のりがどんどん複雑になっていきます。

今やっている業務を効率的に進める上で業務をプロセス化すること(流れるように進められるようにすること)ももちろん大事なのですが、それと同時に常により成果が最短で出る方向にアップデートするということをやらなければなりません。

例えば私であれば、事業立ち上げ当初は求職者の方に選考をうまく通過していっていただくために履歴書と職務経歴書の添削に1週間弱の時間を費やしていたことがありましたが、今ではそのやり方だと時間をかけすぎているし、ノウハウも十分蓄積できていてポイントを把握しているので、面談のときにある程度確認して、面談をした当日中にに企業に送付できるようにしています。

これは単純に時間を減らしたというわけではなくて、企業で評価されるポイントに合わせてピンポイントで書類を添削するようにしているので、通過率を下げずに時間を大幅に圧縮することができています。

このプロセスに囚われすぎている場合は、そのプロセスが目的化しているサインです。
例えば書類添削をすることが目的になってしまっていると、時間をかけて自分なりに良い書類になったとしても結果的に選考が通らないということになる可能性があります。

②KPIに囚われすぎている

KPIというのは最終的な成果に到達するためにプロセスごとに目標数値を置いたものです。
例えば今私達でいうと、

  • 企業との商談件数

  • アポ取りのためのSNS等でのアプローチ数

  • 面談数

  • 書類選考数

  • CV数

といったことがKPIなのですが、最終的には「企業と契約を結び人材の紹介を成功させること(入社が決まること)」がゴールなわけです。
手前のKPIにあまりに囚われすぎていると、全然現実的でない件数のアプローチをしなければいけなくなったり、全然現実的でないCV数を獲得しなければならなくなります。

もちろん個々の数字が最大化されることで、最終的な成果が最大化されることが重要なのですが、もっと大胆に最短距離で最終的な成果を増やす方法はないでしょうか?

例えば、

  • ゴールに到達するまでのフローをもっと簡略化できないか?

  • 今まで必ずプロセスに入っていた一つの工程をごっそりなくすことはできないか?

  • ゴールに到達するまでにかかっていたリードタイムを1/3にすることはできないか?

  • そもそもゴールから逆算したときに今組まれているプロセスは適切か?

といったことを考えることが成果に最短経路で進むことにつながるはずです。
KPIを達成することは当然ですがもちろん大事です。
それに加えて、成果への最短経路を模索して改善していくこともとても重要です。

③成功体験に囚われすぎている

1つ何かのやり方で成果が出た場合に、そのやり方に固執してしまうことがあります。
これ自体は良い部分もありますが、そのやり方ばかりを続けてしまうとうまくいかなくなります。
なぜなら私達が日々向き合う求職者の方や企業の担当者は、同じ悩みを持っている人はいないし、置かれている環境も異なるからです。
そのため、成功したやり方でやっていても、必ずしもそのやり方でうまくいくとは限らないというわけです。

大事なのは成功するやり方のバリエーションを増やすことです。
成功するやり方のバリエーションをたくさん持っていれば持っているほど、自分が対応できる幅が広がり、どんな人と向き合うことになったとしても成功しやすくなります。

成功体験を得た場合にはしっかりと抽象化して次に活かすことが大事です。
この抽象度のレベルは高いほうが良いのですが、話すと長くなるのでもう読んだ方もまだの方も『具体と抽象』をぜひ読んでみてください。


シンプルに考える


うまくいかないときほど、自分自身が物事を複雑化していることがあります。
複雑化していると、そのこと自体を自分自身が難しく捉えてしまい、前に進んでいくことが途方も無いようなことに思えて、その結果ますます成果から遠ざかってしまいます。

うまくいかないときほどシンプルに考えて、成果まで全力疾走できるようにしていきましょう!(自戒)




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