見出し画像

検索ワードのランキングから見る求職者のニーズの変化(中途採用編)

アルバイト・パートの採用のカギは
短期・短時間のアルバイトの囲い込み戦略にある

前回、アルバイト、パートの
検索キーワードを見ながら
近年の働き方の変化についてお話しました。

詳細はコチラの記事をご参照ください。

今回は中途採用に顕著に表れている
ある変化について解説します。

まず、以下の
dodaの人気検索キーワードランキング
をご参照ください。

なんと、TOP10の中に
リモートワークに関するワードが
4つもランクインしています。

1位 在宅勤務
2位 フルリモート
4位 リモート
7位 在宅

通勤に関する不満が多いようで
その時間を有効活用したいという考え方が
世の中の潮流となっているのでしょう。

次に、以下の
総務省内閣府のアンケート調査を
ご参照ください。

第5回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査

全国のテレワークの普及率はおよそ3割であり、
東京では5割となっていますが
地方の普及率が2割台と進んでおりません。

業種別に見ても
圧倒的に情報通信産業に偏っており、
続いて、インフラ系や工場系になります。
(おそらくスタッフ部門に偏り)

職種においては
エンジニアライターマーケター
最近流行りのものから、

データ入力インサイドセールス
カスタマーサポートカウンセラー
比較的、リモート環境に順応しやすい
職種の求人を多く見かけます。

リモートワークの導入には
以下のようなメリットがあります。

・子育てや介護等、在宅でないと仕事ができない
 という人たちのニーズを捉えている
・土地を選ばないという理由から
 地方への移住も可能なため、採用の幅が広がる
・本業としての給与は少なくても
 副業を許可することで自由な働き方が可能となる

一方で、
・対面の職種なので物理的に不可能
・メンバーとのコミュニケーションが取り辛い
・運動不足、心理的、健康を害してしまう

といったネガティブな意見もあります。

それでも、
採用におけるメリットが非常に大きいため
自社の仕事を分業化して
可能な部分をリモートワークで採用する

といった選択肢は有効であると考えます。

これから採用難が深刻化していきます。
時代の流れに取り残された会社は
存続自体が危ういと認識した方が良いでしょう。

【今後注目するべき働き方】
①時短勤務(優秀な主婦層や介護離職層を狙う)
②フルリモートワーク(求人は全国で可能に)
③副業の解禁(Wワークを取り込む狙い)

この3点が中途採用における
キーワードになる可能性が高いです。

ぜひ貴方の会社の
採用戦略の策定に取り入れてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?