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推し活メモリー、古舘春一先生の誕生日によせて
もうすぐ推しの誕生日だな、と思ったので年末の推し活を振り返っていました。
これは古舘春一先生のファンをしているオタクが大晦日に、古舘春一先生(以下春一)の直筆サインを見に東京に行った物語である(全怪文書)
私の名前はこしひかリ。小学生の頃にやって来た転校生がヤバい文化を持ち込んで来たおかげでそこからずっとオタク。転校生が与えた影響がデカすぎて私は転校生のことを渡来人と呼んでいた(最低な幕開け)
何だかんだ大人になってからは2次元も3次元にも興味を失い、まぁ生きるか…と何となく生きていたが出会ってしまった『ハイキュー‼︎』という存在に。ハイキュー‼︎に出会ってから、それまで何が楽しくて生きていたのか本当に思い出せない。彼らと苦難を乗り越え喜びを分かち合い、友情・努力・勝利しだしてから私の人生は輝き出した。ハイキュー‼︎は私を構築する全てとなった。まさに原点であり頂点。
無事、オタクとしと再デビューを果たした。オタクって原点回帰好きだしね。知らんけど
そんな拗らせ女、こひしかリは連勤真っ只中だった。その日はクリスマスだった。
2022年12月25日(日)、街中の浮かれポンチをなぎ倒しながら私は働いていた。休憩中に人間がひしめき合う間をすり抜け、ジャンプショップに行った時に事件は起きた。
なぜジャンプショップに行ったかというと春一不足だったからだ。ハイキューコーナーだけ空気が綺麗だな、なんて思いながら何となく見上げたらそこにいた
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これは現実か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
あまりの衝撃で天を仰いだ。連勤続きの疲れのせいで幻覚が見えているだけかもしれない。隣に居た知らん人の肩を掴み、あれが見えるか!?!?!?!?!?と叫び出しそうな気持ちを押さえてもう一度ちゃんと見た。
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・・・・・・・・・・・・・・・えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっうそ〜〜〜〜〜っっっっっ直筆じゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっちょっ…ムリ。え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ最新の春一の字じゃん。え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっ
空気が澄んでたの絶対これじゃん…この色紙知っている…ハイキュー‼︎10周年記念のサイン色紙だ。そして私も応募していたけど落選した色紙。なにちゃっかり貰っているんだジャンプショップ〜っ!!そこからどう働いたか覚えていないが春一のサインを思い出すだけで笑みが溢れた。神からの贈り物じゃん。ありがとう神様。
そして思った。あの色紙、絶対他店舗もあるよね!?全部見たい!!全部己の目に焼き付けたい!!!!!!!!!!!と。
2022年12月30日(金)、連勤最終日、私は職場で大掃除をしながら真剣に考えた。年末年始は31日と1日しか休みがない。もちろんその2日はゆっくりする予定だった。掃除をするフリをしながらジャンプショップの営業日を調べた。31日営業やっとるな…!?関東に6店舗もあるな…!?6枚も春一のサインが見れるってこと・・・!?あれ、もしかして東京行ける…?行っちゃう!?!?!?!?!?
東京!!!!!!!!!
今思えばあの日、春一のサインに出会った時点で私の未来は決まっていた。仕事納めと同時に夜行バスを予約した。多分おかしい。
しかしオタクとはそういう生き物だ
身支度を済ませ夜行バスに乗り込んだ。最近の夜行バスはとても快適で驚いた。そして私はどこでも寝れちゃう神経の図太さがあるので夜行バスでもスヤスヤ眠っていた。
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ハイキュー‼︎展ファイナル以来の池袋…ネカフェで支度を終え、とりあえずさいたま新都心店から攻めるかと思い経路を調べると湘南ラインと出てきて身構えた。湘南ラインとは一体…よく見たら皆さんお馴染みのJRだった。
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素晴らしいディスプレイ
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レジ奥の頭上にあったのでじっくり見れなかったのが心残り…スッとカメラを構えたら店員さんがサッと退いて下さった。圧倒的感謝
次に東京ドーム店へ向かった。生まれて初めて東京ドームを見た。すごくたくさん人が居て祭りでもやってるのかと思った。すっかり忘れていたけど大晦日だ…ジャニーズカウントダウンコンサートだ…世間が1年の最後を締めくくっている中、私は1人で…
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そしてあった…春一のサイン…すごく遠い所に…あまりに遠くてサインが上手く撮れない。近くにいた店員さんに撮影をお願いしたら、すごく背伸びをしてくれた(撮らせるな)もっと近くで見たかったな、残念だと思い店を後にしようとしら、店員さんが春一のサインを抱えて走ってきたのでビックリした。名残惜しそうにサインを見つめ過ぎていたのかもしれない。近くで見る春一のサインはあまりに眩しくて私の目はつぶれていた。
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この眩しさは宝石であり希望の輝き
サインを撮影させてもらってる傍ら私を見守る店員さん。笑顔で『何処から来られたんですか?』『今日は(ジャニーズの)コンサートですか?』と聞かれ非常に気まずかった。この色紙を見に地方からやって来たなんて、絶対に誰にも知られてはならない。秘密にしなくては・・・と思ったがこっちに帰って来て年末年始何してた?という雑談で『古舘先生のサインを見に東京に行っていた』と素直に答えているのでとんだ茶番。
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一緒にBURNOUT SYNDROMESさんのサインも並べてくれた。鳥肌が止まらね〜〜〜っっっ
本当に親切な店員さんだった…なんてお礼を言っていいのか…店員さんのこと、一生忘れない…
次にソラマチ店に行こうと電車に乗ったけど途中ボーっとしてたので間違えて錦糸町で降りてしまった。スカイツリー見えとるな、歩くか。土地勘もないのに突然歩き出す私。運命だった。
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えつ!!!!!運命だよ研磨ちゃん!!!!!見える、見えるぞ、東京代表決定戦(幻)
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無事にソラマチ店に着いたけど春一のサインはなかった。常設店なのに…錦糸町から歩いたのに…ま、しゃーないっすわ。気を取り直して渋谷に向かった。
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そして渋谷もなかった………勇気を振り絞って店員さんに聞いたけど、届いてるけど額縁がなくて…と申し訳なさそうに言われた。まさかの回答に泣いた。マジで泣いた。バックヤードで春一をくすぶらせてるんじゃないよーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
精神的ダメージがデカかった。もうだめだ…、とりあえず飲もう。突然始まる渋谷PARCOの地下での1人反省会。なんで私は全店舗に絶対あると思ったんだ。信じて疑わなかった。額縁がないなんて思っていなかった…
私は学習した。横浜はちゃんと電話しよう。
店員さん『古舘先生の色紙…あ!日向翔陽くんの!』
私『そうです!』
店員さん『10周年の…』
私『そうです!多分それです!』
店員さん『あります』
あるって!!!!!!!!!!!!
横浜にはある事が判明したので、渋谷で拾った迷子の外国人を自由が丘に届けた足で横浜へ向かった。別れ際、外国人と3回ぐらい握手した。いや、なんの話、気付けば夕方だった。
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街がばかみたいにキレイだ。なんだこのイルミネーションは…楽しそうなカップルや家族連れを見てこの時は流石に何やってるんだろうと思った
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日向翔陽くんだ…!10周年だ…!何も間違っていない!間違っていないのに…!!なんか思っていたのと違う…!!!!!!
店員さんと自分の会話を思い出して笑ってしまった。すれ違いコントかな。アンジャッシュすぎるな。ここに来ないと見れなかった春一のサイン…ここに来れてよかった。美術館かってぐらいじっくり眺めた。
帰り道またボーっとしていたので電車の乗り換えを間違えた。東京駅に行くのにしぬほど時間が掛かった。さすがにあるでしょ…と思ったけど東京駅店もなかった…諦めたくなさすぎて店員さんに聞いたけど、今後掲示予定はあるけどいつになるか分からないとの事だった。何度でも言おう、バックヤードで春一をくすぶらせな と。
私の旅は終わった。
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今日1日、全力だった。全力が異常。
記念すべきハイキュー‼︎10周年の年。色々楽しませてもらったなぁ。
春一のサインを眺めながら思った。私はおばあちゃんになってボケても春一の字を忘れない。春一が漫画を描き続けてくれた事も完結して最後を見届けられた事も今までの出来事、全部当たり前じゃないんだよなぁ。。。愛しさ込み上げて漫画家という道を選んでくれてありがとう、春一!!!!泣いていた。
2022年、病める時も健やかなる時も春一のこと考えてたわ(厄介)ここまでくると自分でもわけがわからない。しかし『もう後戻りはできんぞ』って私の初恋イマジナリー飛影もそう言っている。戻り方忘れちゃったよね。古舘春一という存在、心の支え過ぎるな。
長生きしてくれ、春一!!!!!!!(いつまでも新作を心待ちにしている)叫んでいた。
私のこういった推しごとについて昔同じファンに『そういう生産性のない事はしない。公式にお金を落としてこそ先生の幸せ、そして正義』と言われた事がある。
ド正論すぎ、ワロタ
いまだに何かする度に思い出すわ〜。先生に利益がないのでこういう行動に何の意味もない。いや、しかしだな、こういう些細な出来事が己の生きる力となるんだ。元気が出るんだもの、いいじゃない。『誰のどんな“好き”も否定されない、否定しない』ってキティ先輩も言ってたし。押し付けは良くない。
春一のおかげで私の心はいつも炭治郎の心の中のようにキレイだ。説得力あるな(そやろか)
目を閉じれば億千の星、1番光る春一がいるってね。やっぱ推し活めちゃくちゃ楽しい。
オタクって楽しい!CAN MAKE TOKYO!
という感じで締めさせ貰おうと思います。
まだ先ですが古舘春一先生お誕生日おめでとうございます。
END.
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(※撮影とSNS投稿の許可頂いています)
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