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フリーランス一年生 自己紹介2

ここまでの経緯は
前回のnote【フリーランス一年生 自己紹介】
よろしければご覧ください!


デザイン事務所を転々とする日々

ロンドンで大学卒業は叶わなかったけど
自信をつけた私は思いつく限り有名なデザイナーの事務所をあたりますが
ディレクターの常識外れた行動や、発言に驚き、
また人間らしい生活ができないことに驚き、
入社しては辞め、入社しては辞めを繰り返しました。
数ヶ月の凄まじい生活やデザイン事務所時代はひどく辛い思い出ばかりでしたが
この経験があるから今頑張れることって多くあります。
(こういうところで踏ん張って続けてきた人、尊敬してます。)

テレビショッピング会社に入社

デザイン事務所時代にひどく疲れた私は、バンドマンのサポートをしたり
大学生の多いバイトをしてバイト仲間と遊びまくり、途方に暮れてました。
自信もすっかり無くしてましたがポーラ時代のことを思い出し、
「インハウスの余裕のあるデザイナー」を思い出しました。
そうか、デザイン事務所ではなく企業のデザイナーならば少しゆとりを持てるかもしれない、そんな考えが頭をよぎりました。

そこでQVCというアメリカの会社にデザイナーとして入社しました
この会社は当時日本に上陸してまもなく、会社が急成長真っ只中でした。
そのため、ブランディングにかかわせてもらったり、テレビ画面UIの仕事をさせてもらったりと大きな仕事に関わり、達成感がありました。

出産と産後うつ

QVCで自信を取り戻した私は、産後育児を仕事のように思っていました。
なんでもよく見せたい願望が強い私は、母にも主人にも、平気を装ってました。
いつの日か眠ることができなくなり、パニックになりました。
ネットでつい不眠について検索をしてしまい、余計にパニックになりました。
娘の成長を見届けることができないかもしれないと思うほど
私は暗闇に落ちました。

ある時、母の提案で沖縄旅行に行くことにしました。
その時の私は「沖縄旅行なんて、寝ないで行けないし楽しめない」と
迷惑かけたらどうしよう、娘を見れなくなったらどうしよう
飛行機は無事乗れるだろうか、、不安ばかりでした。
でも沖縄の海を見て、なんだか涙が出て2日目の夜は久しぶりに
少し眠ることができたのです。
この時夢で、成長した娘が出てきて
「今の私だけをちゃんと見ててね」と言われ
それがきっかけで少しづつ眠れるようになりました。
といっても完全にではありませんが、眠れないことへの恐怖は無くなりました。
「数日寝なくたってへっちゃらだ」と強い心を持つようになりました。

化粧品会社へ転職

出産とともに主人の会社に近い場所に住居を移し
物理的にQVCに通うことができなくなった私は退職し、
次なる転職先を探します。
出産をきっかけに、自分のことがわかってきた私は
「仕事は無理をせず娘ファースト」がモットーになり派遣で働く
という選択をしました。その選択が良かったのか、長年の夢である化粧品会社で働くことが決まりずっと戻りたかった紙媒体の仕事、パッケージデザインのお仕事をすることができました。

派遣で働くメリットは仕事の範囲の制限ができるため
保育園から呼び出しがあっても急な休みがあってもなんとか業務を遂行できます。周りの人に迷惑はかけたし、お世話に沢山なったと思いますが、
「私できます」という看板を思いっきり掲げないことで
ライフワークバランスを良く保つことができたのです。

そのおかげでまた自信を取り戻し、いつの頃からか
フリーランスが頭によぎるようになりました。

この続きはまた次回の投稿にしたいと思います。
長い自己紹介にお付き合いいただきありがとうございます!
また次回も読んでいただけたら嬉しいです。

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