ブランディング

今日はいつもと違う感じになりますが、ここ最近で一番素敵だな、と感じた商品についてお話したいと思います。

私は日本酒にはあまり明るくないのですが、山形県の庄内にある酒造

【楯の川酒造さん】のお酒にすごく興味を持ったので、私なりに日本酒と楯の川酒造さんについて調べてみました。

こちらで販売している日本酒の百光。

スタイリッシュな写真と、この商品の背景にあるストーリー。

個人的には、ウェブサイトの配色含めてとってもツボでした。

【誰もが美味しいと感じる至高の日本酒体験のために。】

飲むしかないでしょ?!って気持ちに私はなりました。←のせられやすいですかね(笑)

一通りウェブサイトに目を通して、気になった点がいくつか。

①. この酒造さんの事をもっと知りたい。(ここまでブランディングがしっかりしてるのは、日本の伝統的な日本酒の酒造さんには珍しいことなんじゃないかなと思ったから。)

②. 精米歩合について。

③. その他の商品ラインナップ

まず①の楯の川酒造さんについて。

要約すると

6代目蔵元の佐藤代表が引き継いだ2002年は、山形で最も小規模な蔵の一つだった。

その後、販売しているアイテムを精査し【純米大吟醸酒】のみの販売へ。

※日本各地1500以上の清酒製造業において、日本酒製造において純米大吟醸に焦点を絞ったのは【楯の川酒造】だけ。

丁度その頃、米国留学から帰国後、メイド・イン・ジャパンの商品に関わりたいと考えていた砥上将志さんと出会い、海外市場の開拓を含め、ブランディング、マーケティング全般を統括することに。

なるほど、納得しました。

やっぱり日本の酒造さんで、ブランディングとマーケティングを担当者を置いている会社はあまりないとの事。

②の精米歩合に関しては

純米大吟醸の精米歩合は50%以下との基準があり、精米歩合が低ければ低い程、雑味のないすっきりとした味わいに仕上がるようです。

この百光はなんと18%。

同じく楯の川酒造で作られているお酒には、精米歩合1%のものもあるそうです!
【光明】という銘柄で、お値段4合瓶でなんと10万円。。。

私にはとても手の届かないお酒ですが、いつか飲んでみたいな!

と思いを馳せています。

まとめとして

1. 日本酒の世界は、知れば知るほど奥が深い

2. 販売するコンテンツやアイテムを精査して、本当にニーズのある部分に対してアプローチしていく

3. まず自社の事を知ってもらう事、商品手に取ってもらうにはどうしたらいいのか。自社の強みやお客様に対する訴求効果のある部分を探る。商品を知りたい、と思ってもらえるように視覚からのアプローチはもちろん、手に取ってもらった時のストーリーやこだわりをもって企画する。

マーケティングはまだまだ勉強を始めたばかりなので、とても勉強になりました。

考えるきっかけを下さった楯の川酒造さんに

最後まで読んでくださった皆様に感謝を込めて。

いつかこのお酒を飲むにふさわしい人間を目指して頑張ります!


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