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生産性を上げるために問うべき7つの質問

あなたは仕事の生産性は高いですか?

今よりも仕事の生産性を上げることは現代で重要なテーマです。政府が働き方改革を掲げて、残業時間を少なくするように取り組んでいます。実際、残業時間は30時間あたりを超えたあたりから生産性が徐々に低下することが研究で分かっています。

しかし、現代の時代の流れを考えるとやるべきことはたくさんあります。昔よりやることは多いのに、時間は少ない。どうすればよいのでしょうか。

今回はその生産性を上げるために考えるべき7つの質問についてお話しします。これにこたえることができない場合はやるべきでないか、他に良い方法があるかもしれません。

生産性を上げるために最も大事なことは、「やらなくていいことはやめること」です。簡単そうで案外これができません。少しでも効果がありそうなことは、誰かが始めたことはやめにくいんですよね。そこで、やらなくていいことをやめるためにもこの7つの質問に答えてみましょう。

やるべきことを見抜く7つの質問

・なぜそれをやるのか?
・何を解決するのか?
・役に立つ?
・価値を加えるか?
・誰かの行動を変えるか?
・それは簡単な別の方法でできないか?
・代わりに何ができるか?


この7つです。上のほうの質問は、やろうとしていることの本質を見抜くための質問で、後半は無駄な行動に終わらないかどうかを見抜く質問になります。特に最後の2つの質問はあまり話題に上りにくいですが、重要なことです。

新しいことを始めるときは考えることが多すぎて、逆に視野が狭くなってしまうことが良く起きます。そこで、「簡単な別の方法でできないか」について問うことで、代替案を一度考えてみて一歩引いてみます。もし代替案がなければその新しい案に集中して取り組めるようになるので、この問いは新しいことを始めるときの不安を消し去るうえでも重要です。

また、「代わりに何ができるか」という問いも考えから漏れがちですが、重要です。時間は目に見えないので、案外無駄にしてしまいがちです。代わりに出来ることを考えることで、無駄な時間をかけずに本当に必要なことに取り組むことができるようになるでしょう。

今回は生産性を上げるために問うべき7つの質問を紹介しました。要は新しいことをするときに本当に必要なことだけをやり、やらなくていいものは止めるということです。ただし、それが意外と難しいので、このような質問リストに答えながら現状の仕事を精査してみてはどうでしょう。ぜひ使ってみてください。

参考:小さなチーム・大きな仕事 ジェイソン・フリード

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