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「幸せ」は環境では決まらない【感想:刑務所なう。】

毎日感動を味わうためにはどうすればよいのでしょうか?

人それぞれ人生の目的は違います。でも「毎日幸せに暮らしたい」「毎日感動を味わいたい」といったポジティブな感情で日々を過ごしたいという気持ちは同じだと思います。

「毎日楽しいことをしよう!」とわかっていてもできない。それは、慣れてしまうからです。


逆に、不幸な出来事も慣れます。手や足を失った人は、その後の数カ月はとても不幸を感じます。しかし一年も経てば、昔と幸福度はほとんど同じに戻ります。

慣れに打ち勝って幸福になる唯一の方法は、「自分にとって価値のあると思えることに時間を費やす」です。

周りの目を気にせずに、自分にとって価値のあることに取り組むことで満足感が増します。自分の好きなことなので集中できるし、あっという間に時間が過ぎるでしょう。つまり本当の幸せとは、自分の中にあるのです。

とはいえ、環境が嫌で不幸を感じている人も多いでしょう。そこで今回は、ホリエモンの刑務所生活に関する本を紹介します。刑務所という過酷な環境でも自分の価値観に沿って動いているホリエモンは案外楽しそうに思えます。悪い環境でも案外考え方次第だよねー、と思ってもらえたらうれしいです。

【感想】刑務所なう。

刑務所内での生活に関して書かれています。安価なものでも管理されていると不便であることがわかります。例えば、ティシュで不便を感じることは日常でありませんか、それが規制されると途端に不便になります。読んでいて学校時代の校則の理不尽さを思い出しました。

刑務所というと退屈でキツイイメージがあります。しかし、刑務所だから常に地獄のように感じるというわけでもなく、環境に適応するものです。実際、朝のドラマを見ることなどの些細なことへの喜びが増していることがわかります。現状の自分の環境を振り返ってみると、意外と自由に過ごせているなーと感じるはずです。

ホリエモンは刑務所内でもアウトプットは欠かさず行っており、見たニュースにコメントを残しておくのは見習わないといけないなぁと感じます。やはりアウトプットは大事。

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