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経営マニュアル~起業や事業を行うための基礎知識と考え方~②【基礎知識 第二章 形の重要性】

50年以上生きてきてたくさんの失敗をした自分の実体験から感じた
経営マニュアル~起業や事業を行うための基礎知識と考え方~の
基礎知識 第二章 形の重要性です。

【基礎知識 第二章 形の重要性】

仕事は一人では出来ません。
他人と係りあうことが必要不可欠となります。

人は主に視覚的なことを重要視する傾向があり、世の中の常識やルールの中でも、姿かたちがその人の人間性をある程度決めてしまうという現実が当たり前となっているのです。
人は見た目ではありません、中身である心・考え方が重要なのに一般的には見た目を重要視されることが多いのです、よく考えると恐ろしいですね。
みなさんの中の多くの人は実は異性を見る時に、見た目や容姿を重要視するでしょう。それはある程度同じことなのです。

仕事をする多くの人は、まず会社を設立し自分の立ち位置を明確にして行います。
会社設立の登記費用は印紙代など込みで必要経費は実質24万7000円位で会社設立が出来ます。

現在会社法は昔と変わった為、一人でも株式会社の設立が出来、資本金も一円で設立が可能です。
株式会社の設立までの期間は基本2週間ですが、現在最短3日で行うこともできます(合同会社は「定款認証」が無いので、最短1日で申請できます)。インボイスの申請は処理が完了するまで平均期間は、紙による申請の場合は2ヶ月、e-Taxによる申請の場合は3週間です。
請求書において消費税の請求をしない方はインボイス登録は必要ありません。

そして過去自己破産者となった人でも代表になれるのです。
法務局に行けば、会社設立の相談に無料で応じてくれるので、やる気と登記代の実費23万円位があれば、必ず会社は設立出来ます。

まずは「同一場所における同一商号は登記できない」ということがありますが昔行っていた類似商号の作業は現在なくなりました。
会社名を決め、定款※1を作り、会社を設立して仕事を始める。
これが自分の仕事の始まり(第一歩)なのです。

※1 定款(ていかん)とは、会社設立時に発起人全員の同意のもとで定める企業の根本原則が記載された「会社の憲法」とも呼ばれている書類で、会社を設立する時に必要な書類です。 定款には、会社の名前(商号)や事業内容、住所といった会社の基本情報に加えて、会社の指針となるさまざまな規則を記載する必要があります。

会社設立は自分にとっても重要ですが、世の中から見られる時にも重要になって来るのです。
みなさんも1人で個人事業主で仕事をしている人より、会社を設立して仕事をしている人の方が良い印象を持つことがあると思います。

自分も一人で会社を設立して仕事を始めてきました。
会社を初めて設立する時は法務局に結局十回以上足を運ぶことになりましたが最後は自分一人で会社を設立しました。
そして仕事を始めると、お金が儲かるので必ず税金や社会保険料を支払うことになります。

この時年間で売り上げが1000万円を超えると個人事業主で仕事をするより、法人として仕事をする方が税率が優遇されるのです。
結果、お金も会社に沢山残るので会社設立は仕事をする上で必要なことでありやるべきことなのです。

余談ですが現在では会社設立より法人口座を作ることの方が大変だと思います。
会社設立し実際に仕事をするまでには下記の流れとなります。
① 会社設立に必要な基礎情報を決める
② 会社用の印鑑(実印)を作成する
③ 定款を作成する
④ 公証役場で定款の認証を受ける
⑤ 資本金の払い込みを行う
⑥ 登記申請書類を用意し登記申請する
⑦ インボイス申請をする(必要がない人はいりません)
⑧ 固定電話番号を取得する(必要がない人はいりません)
⑨ ホームページを製作する(必要がない人はいりません)
⑩ 会社設立後法人口座を開設する

そしてやっとお仕事スタートです!
最短で行うなら1ヶ月~2ヶ月程度かかると見た方が良いでしょう。

会社設立の意味の中の1つに形の重要性ということがあると考えています。
他の人と関わり仕事をしていく方であれば形の重要性が大切だということがこれで理解できると思います。

基礎知識と考え方だけでもかなり長くなりますが、なるべく各章ごとに短くわかりやすく解説していこうと思っております。
この経営マニュアルがみなさまの何かのお役に立てばうれしいです。
では、目次を掲載しますので記事は順次掲載していきます。
掲載しましたら目次のタイトルにリンクをしますのでお時間ある方、ご興味のある方はご覧ください。

目次
基礎知識 第三章 組織に必要な5つ

よろしくお願いいたします。

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