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【読む】本と映画のきろく

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読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
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#絵本

絵本は子どものためだけじゃない:歌人・穂村弘が語る、心を癒す絵本たち

歌人・エッセイストとして知られる穂村弘さん。 その詩的な感性と鋭い洞察力で多くのファンを…

クリエイターが絵本を読むメリット

絵本は大人のクリエイターにとっても貴重なツール。 絵本にはさまざまな魅力が詰まっています…

闇の絵本『おぞましい二人』ゴーリー・レビュー

「絵本は予定調和」という固定概念をぶっこわしてくれる絵本がこれ。 『おぞましい二人』です…

安野光雅『わが友石頭計算機』レビュー

個人的に大好きな絵本作家の安野光雅さん。 彼がコンピューターの絵本を描いているということ…

エドワード・ゴーリーの『ギャシュリークラムのちびっ子たち』

みなさん、こんにちは。 本日は、なんとも不気味な絵本をご紹介。 エドワード・ゴーリーによ…

クリスマスプレゼントにピッタリ!数学とアートの融合:『壺の中』安野雅一郎

安野雅一郎さんの『壺の中』は、数学とアートを融合させた名作。 「美しい数学シリーズ」の一…

ドイツのほっこり絵本紹介:『ともだち』

最近ハマっているのがドイツの絵本。 コツコツと見つけては読んでいるのだが、昨日、お気に入りのコレクションに一冊が加わった。 その絵本のタイトルは『ともだち』。 以前に紹介した『きみがしらないひみつの三人』と同じ作者の作品である。 おなじ農場に住むネズミ、ブタ、ニワトリの仲良し3人組。 彼らはどこにいくにもいつも一緒だ。 かくれんぼやボートに乗って海賊ごっこするときも一緒。 食事をとるのも、もちろん一緒。 みんなで一緒に寝ようとするが…それはさすがに難しかった。

レビュー『きみがしらないひみつの三人』

最近ドイツの絵本にハマっている。 『ウサギのトトのたからもの』や『根っこのこどもたち 目…

季節の移りかわりに思いをはせる『根っこのこどもたち 目をさます』

表紙が黄色い本をあつめている。 そしてこのたび、あらたに一冊の本がコレクションに加わった…

レビュー『ウサギのトトのたからもの』

ひさしぶりに大人にとっても魅力的な絵本に出会ったのでご紹介。 それは『ウサギのトトのたか…

レビュー『みんなでつくっちゃった』長新太

本日は長新太さんの絵本のご紹介。 展開の妙『みんなでつくっちゃった』は、ある日、森に新聞…

日本の美意識が息づく挿絵:『絵本 化鳥』の魅力に迫る

『絵本 化鳥』は、幻想文学の大家・泉鏡花が書いた名作「化鳥」を、中川学が完全絵本化したも…

レビュー『ちっちゃなサンタさん』ガブリエル・バンサン

季節はずれだが、表紙の落下傘で降りてくるサンタが気になり手に取ってみた。 ガブリエル・バ…

レビュー『ジローとぼく』

めっぽう犬の絵本に弱いのだが、この絵本には表紙でやられた。 だって、犬の眉毛が白いから。 そんなチャーミングポイントと、舌をたらし、かわいらしい表情でこちらを見つめている姿に思わず手にとった。 読んでみたらまさに、愛犬家にはたまらない一冊! この絵本は、子どもたちにとっては価値ある教訓を与え、大人たちにとっても「再認識するべき大切な価値観」を提示する作品だ。 大島妙子の美しいイラストと優しく温かい文章が、読者の心をつかみ、『ジローとぼく』は、子どもから大人まで幅広い