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【読む】本と映画のきろく

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読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
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記事一覧

これを読むと、会社で働く気が一気になくなる名作:マンガ『資本論』の衝撃

すごいマンガ本を見つけてしまいました! それが『資本論』。 いままで古典作品をマンガ化し…

大前研一「世界の潮流2021〜22 」:給料が高い場所は東京だけじゃない!?ドイツ復活…

最近、ひさしぶりに経営コンサルタントの 大家・大前研一さんの本を手に取りました。 それが…

『世界は贈与でできている』を読んで、歴史を勉強する大切さを学んだ

ふと立ち止まって、今ある自分を見つめてみると たくさんの「贈り物」に 支えられていることに…

さぁ、ボケよう!と思える快作で、他人の人生の批判者じゃなく、自分の人生の主人公に…

最近、SNSやネット社会の発展で、 みんなが評論家になったような気がしませんか? ついつい他…

勉強のコツの見直しに最適:『超「超」勉強法』野口悠紀雄

ぼくは最近、 野口悠紀雄さんの『超「超」勉強法』 という本を読みました。 この本は 勉強の…

怖がらずにSNS発信をつづけるには、バッサリと断言せず、発信をメモ代わりにし、した…

ぼくたちは、SNSを使うときに いろいろなリスクを気にしてしまいがち。 とくに会社で働く人は…

現実で失敗できる環境をつくる大切さ:橘玲『裏道を行け』レビュー

「ふつうに生きていたら転落する。」 という衝撃的な表紙に惹かれて 手に取った橘玲さんの 『裏道を行け ディストピア世界をHACKする』。 知識社会が高度化し、 生きづらさを感じる人が増えている現代社会。 本書では、 「常識やルールを無視して普通の人たちの上を行く」 という「ハック」の考え方を軸に、 さまざまな角度から 人生を攻略する方法が紹介されています。 今回は「現代社会の問題」、 「負けると分かっているからこそハマるギャンブル」 「現実をゲームに」という3つの視点を

レビュー『文系AI人材になる―統計・プログラム知識は不要』

ぼくはもともと文系なので、『文系AI人材になる』をすぐに手に取りました。 タイトルに惹か…

GTDの運用で困っていたことをスッキリ解決:『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術…

ぼくは今まで、 ネットにある情報をもとにGTDについて学び、 日々のタスクをこなしてきました…

日本の底を知り、落ちないように備えるための本:『ボトム・オブ・ジャパン 日本のど…

未来にそなえるには「最悪のシナリオ」を想定すること。 そう信じています。 しかし「最悪の…

レビュー『大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む』

本日紹介する「新・資本論」は、大前研一さんの本。 まずはアメリカで出版され、原題は「Invi…

問題解決力の底上げ:『ビジネス・ウェポン』大前研一

ひさしぶりに実家にかえってきました。 いつもゴールデンウィーク前の、オフシーズンを狙って…

「得意なこと」を極めても、幸せにはなれない人生の不思議にせまるゴーリーの『金箔の…

人生の不思議にせまるゴーリーの『金箔のコウモリ』 絵本作家エドワード・ゴーリーの大ファン…

「伝える」じゃなくて「伝わる」が大事!『バナナの魅力を100文字で』レビュー

ぼくは普段、noteとXでいろいろな情報を発信していますが、なかなか相手に伝わらないもどかしさを感じていました。 そんな時に出会ったのが、『バナナの魅力を100文字で』。 著者の柿内尚文さんは「伝える」ではなく「伝わる」をテーマに活躍されている編集者。 本書では、柿内さんが長年培ってきた「伝わる技術」をわかりやすく解説し、16個の法則として紹介しています。 今回は、本書から学んだユニークなアイディアをご紹介します。 伝わるには「7つの階」を意識する本書では、伝わるコ